https://www.youtube.com/watch?v=YQfZYSdbOTg

今日の学びはこの映画から。

「美しき緑の惑星」 のように、平和で穏やかではないけれど。
ここへ至る道は、このRed Dustに込められていると思いました。

この映画もオランダでしか上映されていない ということです。

【映画のあらすじ】
アパルトヘイト廃止後の南アフリカでは、真実和解委員会の聴聞会で全ての罪を告白することで犯罪者が恩赦を受けていた。ある時、弁護士のサラは、元警官の恩赦申請に異議を申し立てた元アフリカ民族会議の黒人政治家・アレックスを助けることになる。

南アフリカの人民統合への道のり。
今も最中かもしれませんが、成し遂げたことは、素晴らしい叡智だと思います。

どうやったら、対立から平和の風がそよぐのか、大地に慈雨がしみこむのか。

完全ではなくとも、それを成し遂げたたくさんの人々が現実にいることに感謝します。

いずれのときも、だれでも、被害者は被害者であると同時に加害者でもある可能性があり、加害者は加害者であると同時に被害者であることを、私は感じます。
(レイプや虐待など、圧倒的な一方的暴力はまた別の話題として)
私もかつてそうでした。
いじめられもしたけれど、傷つけもしました。
私は傷つけたと思っていなくても、知らず知らずのうちに傷つけたには違いがないのです。

毎日の生活の中でも、小さなことでいくらでもあるのです。
私たちはそうやって、それが普通だと思って生きているから、「美しき緑の惑星」というような社会が成り立つとは信じられないのだろうと思います。

映画の最後に、平和の空気を吸い込み、体に取り込む言葉が語られます。

以降は、ネタバレな内容です。

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サラ:彼(白人元警官)も恩赦を認められるの? あと18年恩赦を求めて苦しむべきよ。

ベン:わかってないな。……現状を何もわかってない。
これは悪者を裁くためでなく 国民的統合を目指すものだ。
我々の記憶が凝り固まる前に-… 過去を解き放つんだ。

彼らが自由になって悪いか?
じゃあ シゼラ夫妻が(息子を白人に拷問し殺された)怒りを忘れられる?
アレックスの心と経歴についた傷は?
取り戻せるのか? 彼らやお前が-失ったものを。

彼らを罰すればいい?
彼らに生涯 荷を負わせて お前は怒りを抱えて ニューヨークに逃げるのか。
そんなの違う。

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私たちは、許しを請えば、許されるのです。
その寛大な愛に、私たちは満たされて毎日生きているんだと思います。

私も日々、失敗し、人を傷つけて、それでもなお生きることを許されています。

映画で、元警官が許しを請います。
そしてこの被害者の黒人であるアレックスも許しを請います。
そして、許されたときに口にする言葉は、「ありがとう」でした。

許すことが難しい問題は、たくさんあります。
たくさんたくさんあります。

信じることは、【許すことの先にあるのは感謝】だということなのです。
ただただ感謝する姿なのです。
許す方も、許すことでこの問題との強烈でネガティブな絆を解き、感謝に満ちていく姿がありました。

アレックスは最後に、

「この国は 変わろうとしている。」

と言います。

映画だから、と言われてしまえばおしまいですが…

南アフリカ共和国が、真実和解委員会で取り組んだ素晴らしい功績を心から祝して。

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