明治安田こころの健康財団設立50周年記念シンポジウム in丸の内

佐々木 正美 先生
本田 秀夫 先生
のご講演

シンポジウムは、
山崎晃資先生、加藤進昌先生、日詰正文先生
でした。
そして、スタッフの方々のあたたかく丁寧な接遇

^ – ^

◆ 佐々木正美先生の話

こちらの文化を押し付けない。
まずこちらから相手を理解する。
そうしてからこちらのことを理解してもらうこと。

これって、普段の日常生活での対人関係で当たり前にしていることだと思うんです。
ただ、発達障害の方を理解することに時間がかかったり、パラダイムシフトが必要だったりします。
そして、こちらを理解してもらうのに、伝えるコツがあったり、その方の仕方で表現してくれるので、こちらのことを理解してくれない!と批判的になりやすいんだと思います。

ひるがえすと、こちら側が被害的になっていたりする。
発達障害の方が被害的というのは、こちらの一方的な思いや誤解だったりする。
お互い、わかってもらえない!と言ってるわけなのです。

佐々木正美先生の話に戻ると、
当たり前に、相手を尊重できないのは、お互いの理解に手間や時間がかかってしまうからなんでしょうね。
私たち、せっかちで、すっとわかってもらいたくて、待てないんですよね。

時間をかけていいんですよね。

佐々木正美先生のゆったりした口調が、そう言っているようにも感じます。
人生の集大成のお話を聞いた気がします。

◆ 本田 秀夫 先生

クレバーですね。
臨床も研究も、地域のシステムづくりもしてらっしゃる。
テーマは、発達障害のコミュニティケアでした。
お話を簡潔に?まとめると、以下の通り。

コミュニティケアとは、

in Community コミュニティの中で
by Community コミュニティによって
of Community コミュニティをつくる

インクルーシブ教育で、平等が追求されるけれど、発達障害の方には、分離した教育を残すこと、特異的治療配慮が必要。

通常学級での生活や学習も必要だし、特異的治療配慮と、どちらも必要。

通常学級に戻るための、通級や支援クラスではない。

海外転勤した時に、日本人グループで余暇を楽しみながら、仕事でその国の人と付き合う、二重生活をするのと同じだよね、って。
だから、何年生になったから、それが不要になる! ということはないよね、って。

発達障害の子どもは、通級や支援クラスの方が楽しい、仲間だって言う。

鉄道マニアとか、アニメ漫画マニアとか。
それが活動拠点になる。
そういう中では、友だちを叩く子も叩かない。
本人曰く、『だって、仲間だから。』

特性丸出しにしたからこそ、社会性が身につく。
通級や支援クラス自体がコミュニティになる。

このグループって、生涯にわたって付き合える仲間になるかもしれない。
そう考えて、クラス分けをするといい。
ポイントは、共通する認知発達と興味(^∇^)

NEST JAPANというグループを作って、活動拠点づくりをサポートしている。

白鳥の子どもを、アヒルとして育てるのではなく、白鳥として育てればいい。

それを支えるための早期発見・早期支援。
つまり、本人への療育が一番ではなく、家族支援が最重要*

というお話でした。
とっても納得しました。

各地域の有病率を見たところ、10%が発達障害かも。
その半分が自閉症スペクトラムである可能性が高い、とのこと。

受講費 無料で、この内容はお得でした。
本もたくさん見られて、買えたし(^∇^)

久しぶりに発達障害についての研修を受けて、とても良かったです。
最近は、応用編ばかり聞いていたので。
発達障害についての理解が進化していて楽しいです。
研修を精査して、更新していこうと思いました*

※ 私の私見でまとめたので、理解をあやまっていたりする部分があるかもしれません。ご承知おきください。
また、載せていませんが、他にも素敵な話題がありました。

今回、勉強できたことに心から感謝します。

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