今日は薄着で出かけたら、思ったより冷えていてびっくりしました。

この寒暖の差が、春を呼び込んでいるのでしょうね。

何事も少しずつ、少しずつ、行って戻って行って戻って。

それが歩を先に進めてくれるんだなぁと実感します。

さて、今日は緘黙さんや登園・登校しぶりさんについて書きます。

なぜ緘黙や登園・登校しぶりになるのでしょう?

こうしたお子さん(以下略、緘黙・しぶりさん)の発達検査や療育をしていて特に思うのは、次の3つようなことです。

⑴「これと同じようにやってね」という課題で、その子は全てを模倣しようとする。

⑵困った時、わからない時のリアクションがない。

⑶表情の変化がほとんど見られない。ほめても表情は変わりにくい。

他にもいくつかありますが、代表的なことはこの3つです。

なんでこれを取り上げるのか?

と思うかもしれません。

とっても重要なことなんです。

⑴「これと同じようにやってね」という課題で、その子は全てを模倣しようとする。

当たり前じゃないの?と思うかもしれません。

そうじゃないんです。

緘黙・しぶりさんは模倣しなくていいことまで全てを模倣しようとするのです。

これは、何を期待されているか、

・期待されていることが読み取りにくいこと

・ポイントはどこかわからないこと

逆にいうと、

・どこを省いていいかわからない

ということなんです。

例えば、こちらが<順番だけ同じにしてほしい>と期待していた場面で

例えば緘黙・しぶりさんは、

右手の私がすると、対面で座っている緘黙・しぶりさんは左手でします。

テンポも、リズムもそっくりそのまま真似します。

例えば私がそこで課題と全く関係ない「たまご」と言えば、「たまご」と真似して言うでしょう。

咳払いをすれば、咳払いをするでしょう。

これは知的な遅れがなくてもそうなんです。

本当にそのままやります。

周囲の大人は「真面目な子」、「きちんとやる子」、「指示通りできる子」というイメージを持ちます。

でも、本当は何を模倣すればいいかは理解していないのです。

だから毎回毎回がいつものことではなく、新しいことをすることになって慣れない、何をしたらいいか毎回戸惑うんです。

1回1回のことに全神経を使って全てを模倣するというのは、他の人よりも数倍、場合によっては数十倍とエネルギーを使います。

疲れて当然ですよね。

それが毎日続くんですもの。

登園・登校への負担やいかに。

不登校になる人の幼児期を聞くと、

・登園しぶりが強くあった
・入園当時、進級した時に登園しぶりがあった、でも1〜2ヶ月で落ち着いた
・母親が仕事で休みだと家にいたがった

といった話をよく伺います。

***続きは次回に***

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