リズム感と協調性・社会性〜集団のハーモニー〜

幼稚園や保育園では、歌ったり、手遊び歌やダンスをしています。
これをする学びは、みんなで一緒にすることの楽しみ、一つになる喜び、だと思うんです。
一緒に1つのものをつくることはまだ難しいけれど、
同じことをしている嬉しさ、同じことができる喜び、
平行遊びなんだと思います。
集団での調和、ハーモニーを心地よく感じる、ということです。
曲の中には、必ずサビがあり、リズムが取りやすいところです。
これは、社会性の始まりだと思うんです。
授業のユニバーサルデザインでも、理解を「そろえる」
同じところからみんなでスタートする という大切さを指摘しています。
ところが、リズムが取れないと、集団のハーモニーにのれないんですね。
テンポは合っているんだけど、一人だけリズムが違って、両手を叩いたり、ジャンプしたりする子がいるんですね。
それに本人は気づいていないこともあります。
一人で遊ぶことが多い子に、リズム感がとれない子がいます。

こうした子は、
誰かと一緒にすることの楽しみが体感覚としてとらえにくい
どうやったら人と合わせられるのかわからない
やってみるけど調和しない
ということがあるように感じます。
根っこは、0~3歳の間に抱っこされてリズムよく揺れる、という体験が少ないのかなと想像します。
これはパパやママが悪いわけではないんです。
感覚過敏があって、抱っこされると居心地悪い
抱っこしてまったりリラックスができない
ということがあったんだ(あるんだ)と思います。
社会性やコミュニケーションのはじまりは、パパやママとの抱っこ、二人でユラユラ一緒に揺れることなんですよね。
さて、じゃあもう間に合わないのか、っていうと、そういうわけではないです。
続きは明日に。
ラーニング・シー
Learning Sea

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