書字が苦手? 目の手ぶれ補正とビジョン・トレーニング
私たちの目って、手ぶれ補正あるんですよ。
え???
そうなんです。
高性能の手ぶれ補正があるんです。
だから、見ているものが揺れないんです。
すごいでしょ?
当たり前にある力なので、普段は感謝しないかもしれません。
でも、この手ぶれ補正がないとどうなるか?
教科書を読むときに、文字が歪んだり、動くんです。
読み書きで困難を抱える人の中でいますよね。
LD体験機材などでも、こういう映像があります。
この手ぶれ補正、私たちがやろう!と思ってやっているわけではないのです。
勝手にやってくれているのです。
こんなありがたいこと、私たちの知らないうちに誰がやってくれてるの?
前庭感覚
そう、「ぜんていかんかく」です。
地味な名前だけど、「前庭」くん(略称)が私たちの体の屋台骨を支えているのです。
これなしでは、立つことさえかないません。
「前庭」くんは重力を感じるところです。
傾いている!と感じるところです。
どのぐらい、どの方向に傾いている
といったことです。
簡単に言うと、傾きセンサーなんです。
前庭くんのおかげで、重力に抗って立つ、歩く、当たり前の生活ができます。
前庭くんは、体の大きな筋肉だけでなく、体の中で最も小さい筋肉と呼ばれている「眼筋」を手伝っています。
私は動いていないつもりでも、頭が上下左右、動いています。
それと同じように、目の前にあるものが上下左右に動いたら、私たちは始終、目が回ってしまいます。
目の前にあるものは動かないように見える、それが当たり前です。
前庭くんが高性能の傾きセンサーで、傾いたぞ!と信号を出してくれて、眼筋も含めた体の筋肉がそれに合わせて動いてくれています。
(詳しいところは医学専門の方にお願いするとして)
こうやって高性能の手ぶれ補正が実現しています。
そうすると、ビジョン・トレーニングは何が必要って。
ぐるぐる迷路、タングラム(パズル)などで空間認知の理解を積むことももちろん役に立ちます。
それを支える前庭くんをトレーニングすることもとても役立ちます。
どうやって???
気になりますよねー。
前にもこれは話題しました。
http://ameblo.jp/learning–sea/entry-12113795731.html
簡単な方法を次回、ご紹介します。