【合理的配慮】って何?

本年度、2016年4月から障害者差別解消法が施行されました。
それによって、合理的配慮が義務化されました。
医療機関、福祉施設、幼稚園・保育園、学校、一般企業すべてにおいてやってね、ということです。
何をやるの?
目が見えなかったら、メガネ、コンタクト、使ってOKって当たり前。
車椅子の人がいたら、施設内を移動しやすくしてあげて、ということ。
ノートに書くことが難しかったら、電子黒板とタブレットがつながってたら助かるよね、とか。
読むのが苦手なら、読み上げてくれる教科書を使う、とか。
書くのに時間がかかるというなら、学校のテストで余分に時間をもらうとか。
簡単に言うと、バリアフリー。
ここで大事なことは
車椅子の人のために、すべての階段に電動の昇降機をつけなくてもいいということ。
誰もがそのことを知っていて、手助けすればいいんです。
そこに居合わせた何人かで、上まで運ぶね、下まで運ぶね、でいいんです。
自然にそれができる風土を作るということが、本質的な【合理的配慮】だと思います。
みんながお互いを思いやる心さえ持てば、自然と「こうしたら楽じゃない?」って、いろんな工夫が自然発生します。
学校だったら、先生のやることが増えるんではなくて、
「友達の○○くんが困るなら、僕、これ準備するよ」
それがいいんだと思います。
そしてもしかしたら、こう言ってくれた子にも、何か困ることがあるかもしれません。
そしたらそのとき手伝ってあげればいいのです。
人の役に立つことが、私たちの豊かさであり幸せです。
【合理的配慮】は、やらなくちゃいけないこと、と考えることはナンセンスです。
【合理的配慮】は、
私たちにある豊かさ、あたたかさをもっと実感しようよ、
私たちはお互い助け合える力を持ってるよ
という意味だと考えます。
また、合理的配慮がまだ広がらないと嘆くよりも
一緒に考えていきましょ。
当たり前がなんなのか、って難しいですもの。
新しい当たり前ですから。
どうするべきか?
よりも、どうしたらこの人が学びやすいか、過ごしやすいか。
もちろんそれはぬるい温泉に浸かる、という意味ではないです。
それは心地よくないです。
その人の可能性を狭めてしまうことですから。
能力を伸ばしつつ、達成感を持ちながら、その人らしく生きることのために一緒に考えましょう。
そのプロセスが大事なんです。
それこそが思いやりなんです。
私たちは思いやることを仕事にしてるんです。
医療も保健も保育も教育も福祉も心理も。
合理的配慮は、私たちの仕事を肯定してくれるものです。
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