♾️メビウスの環のように生きる ―カタカムナとヌーソロジーが教えてくれる世界の見方―

「目の前にいるこの人は、自分の中の何かを映し出しているんじゃないか?」
カウンセリングをしていると、そんな感覚になることがあります。

誰かに向かって話しているはずなのに、その言葉はまるで自分の内側から出てきて、そして自分に返ってくる。
不思議な“循環”の感覚です。

実はこの感覚、ヌーソロジーやカタカムナの世界観に深くつながっているのです。


🌱カムウツシとアマウツシ ―ふたつの世界

ヌーソロジーでは、世界には2つの側面があると考えます。

  • カムウツシ:内なる世界。霊的・精神的な次元。私たちの本質。

  • アマウツシ:外の世界。物質的・現象的な次元。他者から見られる自分。

ふつうは「目に見える世界=物質世界」だと思いがちですが、ヌーソロジーではそれを“見えている霊的世界”ととらえます。
なぜなら、私たちが見ているのは「他者の視点から構成された世界」だから。


🔁自分と世界をぐるぐる往復する

自分の内側(カムウツシ)で起きたことが、外の世界(アマウツシ)に投影される。
そしてその外の出来事を見て、また自分の内側に気づきをもたらす――

この循環が、自己認識を深めるためのプロセス。

世界は私。
私は世界。

この“ワンネス”の感覚が深まるほど、すべてが「自分へのメッセージ」と感じられるようになります。


🌀カタカムナ人たちは、ワンネスを生きていた

古代の叡智を伝える「カタカムナ人」たちは、内と外、自分と他者、精神と物質という区別をしていませんでした。

目の前に見える存在すべてが自分自身。
あなたは私。私はあなた。

こうした感覚を「メビウスの環のように生きていた」と表現されます。
内と外の区別がなく、意識の前後を超えて、すべてがひとつに繋がっていたのです。


🌟言葉は、鏡

カウンセリング中にふと出てきた言葉。
それは目の前の相手に向けられたものでもあり、自分自身の魂の声でもある。

そんなとき、私はふと思うのです。
**「ああ、私も今、メビウスの環の中で生きているんだな」**と。


🕊おわりに

ヌーソロジーやカタカムナの世界観は、決して特別な人のための理論ではありません。
誰の中にもある“本質”の視点を、そっと思い出させてくれるものです。

言葉は、他者への贈り物であると同時に、自分への鏡。

内と外をぐるりと行き来しながら、私たちは“ひとつであること”を少しずつ思い出していくのかもしれません💕

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