「お母さん、服が小さくなっちゃったよ」と言うタイミング

学校の体育の様子や、保育園・幼稚園で子どもたちを見ていると、「あれ? 服が小さいんじゃないかな?」

という子がいます。

小学校の高学年の子でピチピチのハーフパンツを履いている男の子がいたり。

小学2、3年生の子で、上着の袖が短くてつんつるてんだったり。

あるいは袖口がほつれていたり、白の体操着シャツが黄ばんでいたり汚れていたり。

幼稚園・保育園に行くと、上履きのつま先がパンパンになっている子もいます。

経済的にご苦労されているご家庭、というわけでもないんです。

服が小さくなったとか、窮屈になったというのは、身体感覚が発達していないと気づかないんです。

いつも足の指をぎゅっと丸める子だったら、買い替えても足指をぎゅっと丸めてちょうどよい靴を選びます^ – ^

幼児さんの中には好きなキャラクターのシャツがボロボロになっても、つんつるてんになって恥ずかしいからと言って聞かせても、「これがいい!」と言って譲らない子もいますね。

体の感覚で「心地悪い」というのがわからなかったり、大した問題に感じないほどだったりします。

大人だと肩周りが突っ張るとか、お腹周りが窮屈とか、窮屈感が生じます。

だから自分に合うサイズも選べます。

袖が短くて寒いとか、気温の変化も感じます。

そういうことが子どもだと難しいんです。

大人が見てあげる必要があります。

特に発達のアンバランスさのある子は、身体感覚の発達がゆっくりで、窮屈な服でも心地悪さを感じなかったりしますね。

定型発達さんでいうと小学生中学年くらいになると、つんつるてんやピチピチは恥ずかしい、という客観的な視点、恥ずかしさが育ってきます。

そういうことが発達のアンバランスな子には難しかったりするのです。

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