いばらきのケア「かわせみ」でケアワークをしてきました!パート3
おはようございます!
いばらきのケアの「かわせみ」さんに訪問したときの続きです。
3人目の方です。
口が開いていて、常に流涎がありましたので、
こうした方にはいつもどおり、さっそく、「探索・吸啜反射へのアプローチ」、ほおを刺激してからタッピング、ちょっとさするなどそて、もう一度頬に刺激をしたところ、反応が変わりました。
この日はその後、流延が見られませんでした。
こちらをじっと見つめてくれる方で、
質問すると、うなずいたり首を振って教えてくれました。
手・腕、脚のコントロールは困難でしたが、頭部のコントロールがこの方にとって、とても大事なコミュニケーションツールでしたし、頭部をまっすぐにしておけるだけで、視覚・聴覚、前庭感覚などあらゆる情報入力が正常に近づきます。
重さをはかる測り器を斜めにして置いたら、重さをきちんと測ることができない、これと同じことなんです。
だから、頭部のコントロールがこの方にとって非常に大事に思い、
頭部のコントロールを高めるアプローチをしました。
仰向けの状態で、頭部を左右、前後に各5秒、軽ーく押し続け、ご本人に押し返していただくことをしました。
まずは後ろへ押すことから。
私の手を頭部の下に敷き、私の手を押すようにお願いしました。
それがわかって、瞬間瞬間で押すことができました。
じわ~っと押し続けてほしいと、額を軽く押して伝えると、やり方がわかって後頭部をじわ~っと押すことができました。
素晴らしい!
感動しました!
次は、右耳の方へ押し返す動きです。
これはなかなか難しいようでした。
では、反対はどうだろう?と左耳の方へ押し返す動きを確認すると、すぐにできるようになりました。
いいね!とジェスチャーすると、じっとこちらを見て集中して取り組んでいました。
もう一度、右も取り組み、徐々にコツを掴みつつあります。
前へは押し返すためには、頭部を持ち上げる必要があります。
難易度が高いですので、少しずつできればと思います。
ナイスチャレンジ!
素晴らしかったです✨
みんなにたっぷりの幸あれ!
ラーニング・シー 福田あかり