**からだの緊張に気づこう🌿 テーマ:立っているとき、膝ロックしていませんか?**
立っているとき、気づけば膝が“カチッ”と伸びきっている……
そんな状態、無意識のうちに続けていませんか?
私はブレインジムの学びを始めてから3年ほどたって、
はじめて“膝ロック”という言葉の意味が体感でわかるようになりました。
膝ロック状態が当たり前すぎて、膝を緩めた感覚に気づけなかったタイプです🤣
膝を緩めると、姿勢が悪くなったと感じました。
🦵 膝ロックとは?
膝ロックとは、膝を伸ばしきって関節を後ろに押し込むような立ち方のこと。
この状態になると、
太もも前面だけが緊張し続ける
からだの重心が後ろに流れる
ふくらはぎ・足裏が働きにくくなる
“棒立ち”状態になり、バランスも悪くなる
まさに「からだが止まっている」状態😮
😆 膝カックンに弱い理由
膝ロックの人は、膝カックンで衝撃をまともに受けます。
古武術の先生もYouTubeで話していましたが、
膝を緩めて立つ人 → そもそも膝がショックを吸収する
膝ロックしている人 → 1点で衝撃を受けて大きく崩れる
つまり“膝がゆるんでいる=構造的に強い”ということ✨
🏯 日本人は本来、膝をゆるめて生きていた?
古武術の先生いわく──
ヤマト民族の身体文化では、膝を少し曲げて生活するのが当たり前だったそうです。
農作業
武術
祈りの姿勢
移動・立ち仕事
どれも“膝をゆるめる”文化。
しかし、明治時代に西洋文化が入ってくると事情が変わりました。
西洋人の家庭教師が「膝を曲げて立つのはみっともない」と指導
洋服文化の広がりで「膝を伸ばした立ち方」が主流に
その結果、日本人は膝ロックする立ち方を身につけてしまったと言われています。
ただ、昔の人は寿命が短かったので「膝を曲げ続けたほうが長寿だったか?」の真偽は不明。
でも、身体文化としての“膝をゆるめる立ち方”は確かに存在していたようです。
🛡 膝ロックのデメリット
膝ロックが長年続くと、
衝撃を吸収できない
関節に直接ストレスがかかる
太もも前だけが過緊張
背中も固まりやすい(闘争逃走モードの状態=交感神経優位)
高齢になってからの膝トラブルにつながりやすい
「膝は曲げ伸ばしすることでクッションの役割を果たす」
だから、ロックすると“サスペンションのない車”みたいになるんだよね🚗💥
🌱 膝をゆるめるようになって気づいたこと(私の体験)
意識して膝をゆるめるようにして、もう8ヶ月。
驚いたのは──
緊張すると、すぐ膝がロックしている!😳
メンタルの緊張
↓
呼吸が浅くなる
↓
体の軸が固まる
↓
膝がカチッと伸びてしまう
この流れに、ようやく気づけるようになりました。
つまり、**膝ロックは「緊張のバロメーター」**でもあるんだよね。
膝がゆるむ
↓
重心が下がる
↓
足裏が使える
↓
呼吸が自然と深くなる
こんなループを少しずつ取り戻しているところです💓
🌈 まとめ:膝がゆるむと、心もゆるむ
膝ロックは、姿勢のクセだけじゃなくて
**心の状態・緊張のクセ※**が表れていることも多い。
「いま、ちょっと頑張りすぎてるな」
「気持ちが張っているな」
「呼吸が浅いな」
そんなサインを、膝が教えてくれるようになります。
ほんの1〜2mm膝をゆるめるだけで、
からだ全体の力の巡りが変わるから不思議✨

