とけあい動作法〜マインドフルネス〜ブレインジム(教育キネシオロジー)の先進的取り組み
金曜日の勉強会で、「とけあい動作法」の伝達講習がありました。
みんなで学んだことのシェアをしています。
「臨床動作法」は、脳性麻痺のお子さんにされてきた体へのアプローチです。
私もちょっと体験したことがあるくらいで詳しくは知りません。
しかし、この春に大阪で受けた保育士対象研修をいかにやるか?という臨床心理士の研修では、動作法を用いていました。
体から発達パステルさんのしんどさを理解する。
それは、日頃から忙しく疲労している保育士さんが自分の体の疲れに気づき、自分を癒す気持ちに気づくことにつながります。
まさにブレインジム、教育キネシオロジーと共通します。
動作法を見たい方は、YouTubeで検索すると出てきますよ。
もともとの動作法は、ぎゅーっと押すというのもあったのです。
脳性麻痺の方などには、反射で動いてしまう体があるので、大人からのはたらきかけが必要だったんだと思います。
とけあい動作法は相手と溶け合うように軽く触れる、
ぴた〜〜っ
ふわ〜〜
を繰り返すのです。
体に触れることで、「今ここ」を実感し肯定されることから、とけあい動作法は今話題の【マインドフルネス】とつながるというお話だったとのことです。
マインドフルネス…ここでも出てきました。
流行りですねー。
体へのアプローチを使った手法が最近とても注目されています。
たくさんの手法が出てきています。
ソマティック・エクスペリエンス
ブレイン・スポッティング
EMDR
ブレインジム(教育キネシオロジー)
ふれあい動作法
タッチケア
などなど
私が聞いたことのない手法もきっとあるんだと思います。
みんなで話していたのは、名前は違ってもどれも実は同じことをしているかもしれないねー、ということでした。
そのなかで
ブレインジムは、体への働きかけが脳とどう関係しているのか?
そこも説明していることが強みです。
体だけでなく、脳と心(感情)も取り扱っています。
ブレインジム101やOBO脳の最適化の講座で説明される内容が、トラウマに関する脳科学でも明らかになってきていると、今話題の本で紹介されていました。
それが
「身体はトラウマ記録する
〜脳・心・体のつながりと回復のための手法〜」
です。
トラウマの権威、第一人者といえば、ヴァン・デア・コーク博士。
600ページほどある分厚さですが、博士のトラウマとの出会いとジャーニーが書かれた読みやすい本です。
ブレインジム・インストラクターの方は読むと、ポール・デニソン教育学博士がブレインジム101のテキストの中で説明していることが脳科学的に証明されていることに感嘆するでしょう。
1987年に教育キネシオロジー財団を設立してから本格的に海外にブレインジムが広がっていったわけですが、それはもう29年も前のことなのです。
もちろんその前からずっと研究されていて、ポール・デニソン教育学博士は、1975年に「フィ・デルタ・カッパ賞」を受賞していますから、もう30年以上も前から、脳と心と体についての的確な理解のもと、学びに困難さを抱えた子どもたちの学習支援をしてきたのです。
「身体はトラウマ記録する〜脳・心・体のつながりと回復のための手法〜」を読むと、教育キネシオロジーとまさに知識が重なっていて、読んでいてワクワクします。
そしてこれはトラウマなんだけど、やはり発達パステルさんの中で生じているには違いないんだろうな、と思うのです。
発達のアンバランスとトラウマは切っても切れない、重なるものだと実感してきました。
これは発達障害に先進的に取り組まれてきた杉山登志郎先生が虐待やトラウマをも扱っていること、そして「身体はトラウマ記録する〜脳・心・体のつながりと回復のための手法〜」の最後に「解説の試み」を記されていることからも感じます。
体に偏重しているという意見が出てきていますが、こうやって脳科学と体の構造、感情(こころ)のダイナミクスが明らかになってきています。
心は精神医学・心理学
体はカイロプラクター
それぞれが並行していたのが、編み込まれてきて新しいステージにきています。
これからがとても楽しみです╰(*´︶`*)╯♡
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