ビルディング・ブロック・アクティビティズの脊椎散歩は恐怖麻痺反射とモロー反射を統合する
特別支援学校の小学4年生の子が、
集団活動にどうしても参加できず、いつも壁の向こう側に隠れてしまいます。
仲良し2人はくっついているから、まだその場にいられるというところで、
もし2人でなかったら不登校、あるいは来所拒否でしょう。
他の大人がどんなに説明しても頑なに参加をしません。
(説明という名の説得。場を支配する大人という強者が弱者に圧力をかけて、子どもが指示に従うと、大人はそのやり方が便利になるので常用し始めます。これが教育や福祉現場、家庭で起きやすいマルトリートメント。会社内で起きるパワハラも、人事担当職員が最も困っている、加害側の当事者にパワハラをしているという意識がないというものです。)
それで、私が背中を触っていい?と聞いてから、とことこ脊椎散歩をすると初めは怖がり、くすぐったがっていましたが、もっとやってやってとうつ伏せに寝転がります。
2人ともして欲しいので、2人が並んで背中を見せて、同時にやってほしいとのこと。
右手と左手で2人同時に数回繰り返している間、集団活動の説明を2人は注目して聞いていました。
「さあ、やってみよう」と主指導の先生が言うと、2人は自然と輪の中に入って取り組み始めました✨
それが何回か続き、集団活動でのびのび参加する姿が頻繁に見られるようになって、私は嬉しかったです。