原始反射の統合はアイソメトリック
原始反射の統合運動は、様々ある。
安く知りたいなら、日本や海外のYoutubeを見ることや
本間龍介先生の
アメリカ最先端医療の実証 1日2分!脳幹を鍛えれば子どもの才能はどんどん伸びる
この本には動画のリンクもついています!
ゆらゆら体操は、人間脳の根っこを底上げしてくれます。
原始反射によって、それぞれアプローチする特定の体の動きがあります。
探索吸啜反射は、口の動き、頭の向き
ガラント反射は、脊椎の左右の回旋
手掌把握反射は、手指の開閉
足底反射は、足指の開閉、股関節の外旋、内旋
緊張性迷路反射は、背骨の前後の動き
などなど
こう見ると、必ず対になる動きだということが分かるのではないでしょうか?
探索吸啜反射は?
というと、吸う動きと、吐く動きです。
発音にも関わるので口の動きにはバリエーションがありますが、
まずは吸う吐くが原型と考えています。
だから、原始反射を統合する運動は、対になる動きが必要なのです。
「押す」の反対は、「引く」
どっちも必要な動きです。
どちらかしかできなかったら、コミュニケーションは取れません。
それは体の部位同士のコミュニケーションであり
それは物を扱う時の物とのコミュニケーションんでもあります。
鉛筆で書く時も握ることと握りを緩めることのどちらもができなければ、力加減ができず、字を書くことは非常に困難です。
アイソメトリックは、
簡単にいうと「押し合いっこ」です。
手で言えば、「握る」、「開く」です。
「握る」方向へ押し合いっこ
「開く」方向へ押し合いっこ
原始反射の統合には、どちらもするのです。
原始反射統合の奥義だと思っています😆
そして、これは先述した通り、人との関わりでもどちらも必要です。
物事の見方、考え方でも一つあれば、もう一方の反対側もするのです。
あると思ったら、ない時も考えるのです。
図と地を反転させてみること。
原始反射統合という私たちの神経系の仕組みも、人と人の間にあるあらゆる関係性も、全てが「陰陽」に基づいているのだなぁというのが、私の常々の考えの土台です。
アイソメトリックは、押す側と同じ力で、押し合わないと成り立ちません。
押す(前進する)側があれば、それを反対から押し合うものが必ず現れるというのも世の常なのかもしれません。