子どもへの受け入れやすい【ことばのかけ方】
伝え方で、受け止め方がずいぶん変わります。
女性だったら、こんなふうにご家族、ご主人やお子さんに言われたら、どんな気持ちでしょうか?
「ごはん作って!」
「早く作って!」
「洗濯して!」
ガーン!!!
なんだかとても辛いことばにですね。
こういうふうに立場を変えて置き換えると、気づくことがあります。
お子さんへのことばかけ
「おもちゃ片付けて!」
「早く支度して!」
「早くごはん食べて!」
早口で大きめの声で言われると、
内容よりも、▲▲▲怒られている▲ね。
やらされ感満載です!
お子さんだけでなく、ご主人にもしていませんか?
私も自分が整っていないときは、こうなります。
ごめんね!(思い出して謝りたくなります)
どういうことばかけがいいでしょう?
簡単です!
「~します」
と肯定文で言います。
お子さんが主語になることばかけです。
「片付けます」
「ごはんを食べます」
「着替えます」
すると、すっと受け入れやすいのです。
さらに10倍、受け入れやすくなるコツは、<声の大きさ>
小さな声や普通の大きさの声で言います。
小さな声や普通の大きさの声が届くには、遠くからでは聞こえません。
お子さんは遊びに夢中で、耳に入らないかもしれません。
だから、お子さんに近づいて
名前を呼んで間をおき、注意をこちら引きます。
こちらを向いたら、
「お風呂に入ります」
と言います。
愛のささやきのように
ひとつひとつのことばを大事にします。
大切にしたことばは、相手にも大切にされます。
荒っぽく投げられたボールは、荒っぽく返ってきます。
夫婦が、かつて恋人だったときは、お互いに伝え合うことばが、ひとつひとつ思いを込められていたと思います。
熱のこもったことばでした(現在形の方もいますね*)。
何度もボールをビシビシ投げると疲れます。
相手がこっちを向いてから、ボールをやさしく投げます。
なんと、1回のことばかけで済んでしまったり!
あったかいボールが、こちらに返ってきます*