幼児さん、こどもはなんで重いものを持ちたがるのか?
例えば、買い物袋を持ちたがる、座布団や家具、重い箱を持ちたがるなどありませんか?
大人とおなじことをしたがるということがあるでしょう。
それだけではないと思うんです。
重たいものを持つと、体幹のコントロールに重要な4点に、ぐっと重力の刺激が入ります。
(体幹のコントロールに重要な4点は、ブログ上でお伝えできればみなさまのお役に立つとわかるのですが、BBA講座やブレインジム101公式講座の内容なので、受講された方にお伝えします。)
重力の刺激は、前庭感覚に入ります。
また肩や腰、足裏など、体に負担のかかる部位の固有感覚を刺激します。
これらの刺激が、こどもにとって心地よくも感じるでしょう。
感覚刺激によって、脳が刺激され、脳神経系のネットワークが構築されると言われています。
体を動かすことによって、脳が発達すると脳科学者は説明していますよね。
そこへ、大人が
「◯◯ちゃん、力持ちだねー!」
「こんなのも持てるようになったのー?!」
なんて言われると、もっともっとモチベーションは最高潮です
遊びとして、ちょっとしたチャレンジとして、重いものを持つことは、脳にいいことだなぁと思います。
でも、筋トレみたいなスパルタは苦しいので、脳が刺激をシャットアウトします。
もちろん、卵などの入った買い物袋をこどもに持たせることはできないので、ダメと断らざるをえないこともあるでしょう。
そんなときは、穏やかな心で代わりにできることを提案すると、不満を言いつつも早く切り替えてくれます