書くことのむずかしさ◆姿勢との関係
実は、書くことってとても難しいです。
「文字が書けて当たり前」って思いがちですけれど、とても込み入った作業をしています。
だって、遺伝子レベルではほとんど変わらないのです。
98%は同じ、と言われています。
でも、こんなに人とそっくりなのにチンパンジーは文字が書けないです。
なぜでしょう?
書く作業は、たくさんの同時作業です。
▶︎手が自由に動く。
②手先、鉛筆の先を見るために頭を下に向けても姿勢を保持する。
③鉛筆を持ち、コントロールする。
さらに、黒板を写すとなると…
頭を上下させる。
先生の話を聞き取って書く場合は…
⑤聞き取りながら。
というふうになります。
実は、これでは終わらないのです。
だって、何のために書くのか?
そうです!
【内容を理解する】
ためです。
書きながら内容を理解する、同時作業になります。
スペシャル同時作業です。
ダブル・タスクどころじゃないです。
最近はマルチ・タスクと言われます。
ところでヾ(@⌒ー⌒@)ノ
①姿勢をつくる(体幹)
が難しい場合
つまり、姿勢が崩れやすいと
腕で上半身を支えます。
すると手が空かなくなります。
書けなくなります。
あるいは右手で書くために、左腕や脚を曲げて縮めていたりします。
右半身に体重をのせて書いたり、
左半身に体重をのせて書いたり、
椅子の座面の前に、半分のお尻をかけて座ったりします。
そのとき、両脚は伸ばし突っ張って「くの字」で体を支えています。
手先にエネルギーを注いで集中すると、体幹がくにゃっとなってしまうのです。
いろいろな姿勢で体を支えようと努力しています。
どんな原始反射が体にあるかによって、支え方が変わってきます。
体のバランスセンサー(前庭系システム)が発達していると、体が傾かないように体幹がオートマチックにキープしてくれます。
どうやって体のバランスセンサーをつくるか?
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いろいろあります。
筋トレ系もありますが、「してあげる」ものもあります。
それはリズミック・ムーブメント・トレーニングです。
リズミカルに体を揺らすと脳の神経ネットワークがつながり発達します。
詳しく知りたい方は、リズミックやブレインジム、ビルディング・ブロック・アクティビティの講座にお越しください。
あるいは個人セッションにどうぞ^ – ^
さらに、書くことの難しさは
ノートを見るために頭を下げる。
「頭を上下させる」という、揺れに対応する神経ネットワークを持っているか?
です。
この続きは次回以降のブログで^ – ^
しっとり美味しいですよ〜〜