視覚優位って本当⁉︎ 聴覚過敏だけでなく【視覚過敏】もあるよ!
3月になりました。
昨日はひな祭りで、お天気も良く気持ちよかったです。
明日は啓蟄。
暦の上で春。
気候ももう春めいていることを感じます。
さて、久しぶりのブログです。
今回は「視覚過敏」を取り上げます。
「視覚過敏」
聞いたことがないと思います。
私が作りました^ – ^
「聴覚過敏」はありますが、「視覚過敏」というのは使いません。
この言葉をみんなに使ってもらいたい、理解を広めたいと考えています。
落ち着きのない子や不注意なタイプ、衝動性の高い人は、見たものに真っしぐら!
なところがあります。
見たものを無視できないんです。
見たら反応してしまう。
遠くから見て「あれはこうだな」と理解しておいておく、ということができず、近くまで行って手に取らないと気が済まないということがあります。
ここ8年くらいはADHDの主症状が多動なのではなく、「刺激への反応を抑制できないこと」と言われるようになりました。
反応しちゃう
無視できない
ということです。
聴覚過敏でもこういうことはあります。
視覚過敏は、聴覚過敏よりも無意識に起こっています。
私たち大人も定型発達と言われる人もあるんですよ。
見逃せばいい、気にしなくてもいいのに、あの子が、あの人が気になって注目してしまい、イライラする。
無視できない。
ありますよね。
疲れている時、ストレスがかかっている時ほどこの感覚過敏は強まります。
「視覚過敏」あるある!
なんだか親しみが湧いてきたと思います。
特別なことではありません。
ただこの「視覚過敏」
誤解されやすいんです。
視覚過敏があることを「視覚優位」ということがよくあるんです。
「視覚過敏」があると視覚刺激なら入力されやすいか?
というと、無意識に反応している
つまり、反射的に行動しているということなんです。
だから十分インプットはされていない、理解には落とし込めていないということをなんです。
こういうお子さんにフラッシュカードやものを見せても、感覚遊びの域を超えないわけです。
もし見るものに夢中になっていたとしても、それは感覚遊びかもしれません。
そういうお子さんは、わ〜〜っと目に付いたものに向かって行くので、危なかったりこちらの声かけが入りません。
危ないから「ダメ!」とついつい言ってしまうんですねー。
この「ダメ!」という言葉に聴覚過敏を起こして怒り出したり、癇癪につながったりします。
じゃあどうしたらいいか?
答えは触覚やバランス・システムにはたらきかけることなんです。
目だけ(見せる)、耳だけ(声かけ)にはたらきかけるのではなく
まずは体全体にはたらきかけることなんです。
視覚過敏
聴覚過敏
がある段階では
体全体
→触覚・バランス・システム
にはたらきかける
と
落ち着き、集中力が伸びてきます。
だから、
ビルディング・ブロック・アクティビティ
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がオススメなんです。
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ラーニング・シー 福田あかり