間を大事にする

日常生活では、矢継ぎ早に話すことが多いものです。

そうではないのに、早口で言われると、怒っているように聞こえます。

言っている方も、早口だとテンションが上がってきます。

そして爆発! となることは、よくあります。

私は、カウンセリングや研修のとき、

相手に伝えるとき、【間】を大事します。

湖に続けて石を投げ入れず、1つを投げ入れたとき、

波紋が綺麗に広がっていく様子が見えます。

続けて投げ入れると、広がろうとする波紋が次々壊れ、どれがどの波紋だったかわからなくなります。

簡単なことでも、理解するまでに時間がかかります。

なぜかというと、気持ちが違うところを向いているからです。

こちらの波長に合わせること、つまりこちらの意図を読むまでに時間がかかります。

理解が深まるまで時間がほしいのです。

授業の上手な先生は、この方法を使っていますね。

話に緩急つきます。

話をふと止めると、子どもは何かな?と思います。

何を求められているのだろう?

と、勝手に考え始めます。

よく考えなさい、なんて言わなくていいのです。

これ、私は何で学んだかというと、落語と漫才です^^

お笑いは【間】を大切にします。

わーっと勢いよく話すけど、落ちは必ず間をおきます。

なぜおくかって、落ちにちゃんと気づいてね* ってことなんです。

気づいて理解するまでに時間をとろうということなんです。

楽しい話でさえそうなんです。

一つ指示をしたら、間をおいて、子どもの反応を見てみる。

オススメのちょっとした方法です。
きっと使われている方、いらっしゃいますね。
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