🌾唾液と玄米発酵の「似てる匂い」のヒミツ

こんにちは😊
今日はちょっとマニアックなお話です。
唾液が乾くと「うっ…😅」となるあの匂いと、玄米を水に漬けて発酵させたときに発酵しすぎた匂いに似ているな、って気がつきました!

今回はこの発酵についてお話しします💡


👄唾液が臭くなる理由

唾液にはもともと、

  • 食べかす(糖・タンパク質・脂質)

  • 剥がれた口内の細胞

  • 常在菌(善玉菌・日和見菌・悪玉菌)

が含まれています。
口の中では唾液の流れやpHのバランスで匂いは抑えられていますが、**口の外に出た瞬間から条件が一変!**🌬️

  1. 酸素に触れる → 酸素が好きな菌が増える

  2. 温度・湿度の変化 → 一部の菌が活発化

  3. 乾燥が進む → 匂い成分が濃縮

その結果、タンパク質が分解されて**揮発性硫黄化合物(VSC)**が発生します。


🧪発生する主な物質と安全性

  • メチルメルカプタン(CH₃SH)
     → 玉ねぎ・にんにく・キャベツにも含まれる自然な成分。ごく微量なら安全ですが、高濃度は刺激臭あり。

  • 硫化水素(H₂S)
     → 温泉の匂い成分。微量なら問題なし、大量は有毒。

  • ジメチルスルフィド(DMS)
     → キャベツ・ビールにも含まれる香り成分。微量は食品香として利用されます。

ポイント:これらは「量が多すぎなければ安全」ですが、匂いが強烈になる段階では食用には不向きです🚫


🌾玄米発酵が「唾液っぽくなる」理由

玄米を水に漬けると、最初は乳酸菌や酵母が活発になり、
ヨーグルトや甘酒のような酸味・甘みのある香りがします🍶✨

ところが放置して日数が経つと…

  1. 糖分が減ってタンパク質分解菌が優勢に

  2. 玄米ぬか層のタンパク質が分解され、唾液と同じ揮発性硫黄化合物が発生

  3. 「あれ?口臭っぽい?唾液っぽい?」という香りに変化💥

つまり、唾液の匂いと玄米過発酵の匂いは、発生している物質が似ているんです。


🛡安全に楽しむためのポイント

  • 発酵は酸味や甘みが心地よい時期にとどめる

  • 匂いが「強烈!💥」になったら、食用はやめて外用(肥料・足湯)へ

  • 容器・水は清潔に保ち、温度管理をする(夏は特に注意☀️)


🌟まとめ

  • 唾液も玄米発酵水も、匂いの元はタンパク質分解でできる硫黄化合物

  • 微量なら自然界や食品にもある安全な物質

  • 匂いが強烈になったら、それは腐敗寄りのサイン

  • “食べ頃”は酸味と香りが爽やかなうちに✨

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