🍼1〜2歳児で「咀嚼の土台」ができていない子にできること
✅ 1. お口まわり感覚刺激マッサージ
目的:神経のスイッチON+筋肉の感覚覚醒
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ほっぺの内外から“モミモミ”
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鼻の下、唇の周りを“クルクル”
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顎関節まわり(耳の下〜あご)を“トントン”
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お口の横を人差し指で“ニコニコタッチ”(笑顔筋への刺激)
💡**「音をつけて遊びながら」がコツ!**
「ここはブーって鳴るかな〜?」「にこにこパーンチ!」など声かけがあると◎
歌いながらしてもいいね!
美男美女へのステップでもある!
咀嚼力を高めることは、近視を防ぐことにもなります✨
特にダウン症の子には必須!
✅ 2. 舌の可動域を広げる「舌はがし」
目的:舌が口の中で自由に動くこと=咀嚼・嚥下の基礎
- 歯茎と唇の間をはがす
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清潔な指で、舌の裏をやさしく触れながら“くるくる撫でる”
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舌と下あごの間の膜(舌小帯)をゆる〜く刺激
- 上あごに舌をつける遊び(チュッチュ・ベロベロ音あそび)
⚠️ 無理に引っぱらない。赤ちゃんの「心地よさ」ファーストで。
✅ 3. おしゃぶり、指しゃぶりを「噛む育ち」に活かす
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固めのおしゃぶりを“左右交互に”しゃぶらせて、口角の感覚づけ
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自分の手を口に持っていくのは、脳が口の感覚を学んでいる証拠
→ 抑えるのではなく、「どう使わせるか」視点にシフトすると伸びやすい!
✅ 4. お口とお手ての“連動遊び”で全身につなげる
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頭のてっぺんを触りながら「ベー」
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両手タッチしながら「ぶーっ」
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顎をなでながら「モグモグ」ごっこ
→ 原始反射の統合+姿勢と咀嚼をつなげる最高の遊び!
🧠 まとめ:「咀嚼の土台」は“皮膚・筋肉・感覚”から育てる!
1〜2歳の時点で
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舌が動かない
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よだれが止まらない
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唇が閉じられない
…そんなときは、「食べさせ方」より先に**“感じる・動く・気づく”お口づくり**から始めよう!