🧠神経炎症と心・体のつながり ~うつ・不安・学習障害の背景はもしかしたら~
1️⃣ 慢性ストレスってどんなもの?
「ストレス」と聞くと、人間関係や心理的なものを思い浮かべるかもしれません。
実は、体の炎症が私たちの脳をバグらせるのです。心が不調だと感じる時、体の不調をまず点検してみましょう。
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TBI(外傷性脳損傷・脳震盪)
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感染(ウイルス・バクテリア・ライム病など)
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自己免疫疾患(多発性硬化症、ギラン・バレー症候群など)
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PTSD(心的外傷後ストレス障害)
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薬物・アルコール中毒
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老化(加齢によるプライミング)
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炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎、クローン病)
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不摂生な食事(S.A.D.=Standard American Diet)
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睡眠不足や過度のストレス(セカンドヒット要因として)
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👉 これらが長引くと、体は常に「危険信号」を出し続けてしまい、神経炎症につながります。
2️⃣ 心の病とされているけれど…実は体の病かも?
👉 長引くと「うつ」「不安」「気力の低下」に直結。
これは、精神科で診断される うつ病・不安障害・適応障害 の背景に「神経炎症」が隠れている可能性を示しています。
つまり「心の病」ではなく、脳と体の炎症が心に影響しているケースがあるのです。
だから「心が弱いせい」と責める必要はまったくありません。
3️⃣ 神経炎症による学習障害・記憶障害って?
神経炎症があると、脳のネットワークがスムーズに働かなくなります。
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新しいことを覚えられない
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覚えたことをすぐ忘れる
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言葉が出てこない
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集中が続かない
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本を読んでも内容が頭に入らない
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複数のことを同時にできない
👉 子どもでは「勉強についていけない」
👉 大人では「仕事でミスが増える」「効率が落ちる」
こうした状態の裏に、神経炎症があることがあります。
4️⃣ 食事と神経炎症
🔥 炎症を起こしやすい食事(避けたいもの)
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揚げ物やファストフード
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加工肉(ハム・ソーセージ)
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白砂糖・甘いお菓子・清涼飲料水
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小麦製品(パン・パスタなど)
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トランス脂肪酸(マーガリン、ショートニング)
つまりどんな食事が炎症を引き起こすかというと
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飽和脂肪酸たっぷりの食事(揚げ物・加工食品)→ 脳に炎症を起こしやすい
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高脂質・高糖質の食事 → 視床下部の炎症を引き起こす
🌱 抗炎症の食事(積極的にとりたいもの)
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青魚(サバ、イワシ、サンマなど)→ オメガ3脂肪酸
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良質な油(亜麻仁油、えごま油、オリーブオイル)
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色の濃い野菜(ブロッコリー、ケール、ほうれん草、にんじん)
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ベリー類(ブルーベリー、ラズベリー)
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発酵食品(味噌、納豆、ヨーグルト、キムチ)
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ナッツ類(くるみ、アーモンド)
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高カカオチョコレート(70%以上)
つまりどんな食事が抗炎症かというと
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魚や亜麻仁油のオメガ3脂肪酸
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抗酸化ビタミン(C・E・D)
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ケトン体を生み出す食事(良質なたんぱく+適度な糖質制限)
5️⃣ アーニャの体験談
私自身も神経炎症を繰り返し経験してきました。
特に助けになったのは、
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タカダイオン
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セルパワー
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ニュースキャン
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そしてサプリメント(オメガ3、ビタミン、ミネラルなど)
これらを組み合わせることで、炎症からの回復がぐっと早まったのです。
詳しい体験談はこちらにまとめています👇
👉 🧠神経炎症のレベルと私の体験記
🌸まとめ
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慢性ストレス・睡眠不足・食事・腸の乱れは神経炎症につながる
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神経炎症は「心の病」と診断される症状の背景にもある
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学習障害・記憶障害・うつ・不安…これらも炎症のサインかもしれない
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抗炎症の食生活や安心できるケアで、炎症の火は小さくできる
「なんとなく不調」から「重い症状」まで、神経炎症の背景には生活が関わっていることを知って、できるところからケアしていきましょう🌿。