子どもの「おやつ」、何をあげればいい?
~甘いだけじゃない、体がよろこぶ「補食」の選び方~
こんにちは、分子栄養学カウンセラーの福田あかりです🌷
今日はママたちからよく質問されるテーマ、
「子どものおやつ、何をあげればいいですか?」
についてお話ししたいと思います。
◆ まず知っておきたい!おやつ=「お楽しみ」ではなく「補食」
成長期の子どもたちにとって、おやつは単なる“お楽しみ”ではなく、
朝・昼・夜の3食では足りない栄養を補う「第4の食事」=補食なんです。
特に、たんぱく質・エネルギー源・ミネラルなどが足りていない子には、
おやつの質が体づくりに大きく影響します。
◆ こんなおやつが理想的!
「体にやさしい補食おやつ」はこちら👇
✅ おにぎり
腹持ちが良く、ゆるやかに血糖値を上げるエネルギー源。
塩・ごま・梅干しなどシンプルな具でOK。胃にもやさしい!
✅ 焼き芋・ふかし芋
自然な甘みと食物繊維が豊富で、腸にも◎。
消化吸収もゆっくりでエネルギーが持続します。
✅ お煎餅(シンプルな塩味)
玄米せんべいや素朴なものを選べば、意外と良質な炭水化物源!
胃腸に負担をかけず、軽くて食べやすい。
✅ ゆで卵
たんぱく質補給にピッタリ。
体温と同じくらいの温かさであげると、より消化しやすくなります。
✅ バナナ
手軽に食べられ、糖質とカリウムのバランスが◎。
忙しい外出時にもおすすめ!
⭐️たくさん噛んでゆっくり食べよう😀
◆ どうしてこれらがいいの?3つのポイント!
🍬1. 血糖値が急激に上がりすぎない
甘いジュースやお菓子は、血糖値を急上昇させ、
その反動でイライラ・集中力の低下・だるさを引き起こすことも。
紹介した食材はどれも消化・吸収に時間がかかる“複合炭水化物”やたんぱく質で、
血糖値がゆるやかに上がり、エネルギーが長持ちします。
🧪2. 分解しやすく「腐らない」
消化酵素が足りない子は、消化できない食べ物が腸内で発酵・腐敗してしまうことも…。
おにぎりや焼き芋のようなシンプルで未加工な食べ物は、
体にやさしく、分解・吸収もスムーズです。
🌿3. 腸内環境を乱さない
市販のお菓子に多い添加物・人工甘味料・油脂類は、
腸内細菌バランスを崩す原因にも。
自然な素材を使った補食おやつは、腸の善玉菌にもやさしく、便通のサポートにも◎。
◆ おやつの時間、おすすめは?
🍙10〜11時(朝と昼の間)
🍙15〜16時(昼と夜の間)
このタイミングは、子どもたちの血糖値や集中力が落ちてくる時間帯。
補食をうまく使うことで、イライラや疲れを防ぎ、エネルギーが安定します。
◆ さいごに:おやつは「心と体の安心スイッチ」
甘いものを“完全に禁止”する必要はありませんが、甘いものを食べるとどうなるか?次のブログに書くので読んでくれると嬉しいです💕
でも、毎日口にするものだからこそ、「今日は体を元気にしてくれるおやつにしよう♪」
そんなやさしい視点で、おやつを選びましょう🌼