🌡️子どもの高熱のあとに…なんだか変わっちゃった?~ミクログリア・プライミングってなに?~
あるママのお話です。
👩「うちの子、この前インフルエンザで39度の熱が3日も続いたの。そのあと、元気になったと思ったら…なんだか前と違うのよ」
🧒「前はおしゃべり大好きだったのに、急に言葉が出なくなっちゃった」
🧒「ちょっとしたことでも大泣きするようになった」
🧒「ごはんや服の感触にすごく敏感になった」
これ、実は「脳の中の炎症=神経炎症」が関わっていることがあるんです。
🧹脳の中の掃除屋さん=ミクログリア
脳の中には「ミクログリア」という免疫細胞があります。
ふだんはお掃除係みたいに、脳を守ってくれている存在。
でも、
-
感染症(インフルエンザや溶連菌など)
-
乳幼児のワクチンで強い炎症が出たとき
-
頭を強く打つ(転倒や脳震盪)
-
栄養失調で体が弱っているとき
こういう出来事があると、ミクログリアは“火事場モード🔥”に変わります。
🔥プライミング=火災報知器が過敏になること
一度、強い炎症を経験したミクログリアは「記憶」してしまいます。
これを「プライミング」といいます。
例えるなら…
🏠火事が起きた家の火災報知器。
→それ以来、ほんの少しの煙でも大音量で鳴るようになってしまう。
同じように、脳のミクログリアも過敏になって、ちょっとした刺激(軽い風邪やストレス)でも「大炎症だー!」と反応しやすくなるんです。
🧩その結果どうなるの?
この過敏反応によって、子どもにこんな変化が見られることがあります。
-
言葉が急に減った
-
感覚に過敏になる(音や服のタグが耐えられない)
-
落ち着かなくなる or 引きこもる
-
攻撃的になる →そのあと罪悪感で落ち込む
こうした状態の一部が「PANS(パンス)」「PANDAS(パンダス)」と呼ばれることがあります。
名前は難しいけれど、要は「感染や炎症が引き金になって心や行動が変わってしまうこと」。
🌱まとめ
-
高熱やワクチン、頭のケガ、栄養不足 → 脳の炎症を引き起こす
-
ミクログリアが“過敏な火災報知器”になる(プライミング)
-
子どもが以前と変わったように見えるのは、そのせいかもしれない