🌿からだが教えてくれたこと ― 原始反射統合とブレインジムで「安心と変化」を体感する親子ワークショップ ―

2025年11月1日、那須訪問診療所で
「原始反射統合と自律神経の調整力アップ 親子ワークショップ」を開催しました。

参加者は、学校や家庭でさまざまな困りごとを抱える中学生と高校生、その保護者の方々。
そしてサポートしてくださったスタッフの皆さん。
会場全体がやわらかく包まれるような時間になりました🌸


🧠はじめに:体の“スイッチ”を入れる時間

ワークの冒頭では、まずブレインジムの「P.A.C.E.」で体と心を整えました。
呼吸とリズムを取り戻すだけで、すでに表情が変わる人も。

そして続いて、三大原始反射(恐怖麻痺反射・モロー反射・緊張性迷路反射)にアプローチ。
ゆっくりした動きやリズム、安心できるタッチを通して、
体の中に眠っていた“防衛のスイッチ”が少しずつ穏やかに解かれていきました。


🌱参加者の声

👨 お父さんより

「前に受けたタッピングは変化がわからなかったけど、今回はよくわかった。
頭で考えてどうにかすることだけやってきたけど、
体を変えるという方法もあるんだ!と体感できた。」

頭からではなく、体から変わる
その瞬間、脳の中の緊張がふっとほどけて、
「理解ではなく、実感としての学び」が生まれました。


👧 中学生の声

「二重に見えていたけど、一つに見えるようになった!」

視覚が一つに統合されたという変化は、
神経系のバランスや左右の協調(ATNR・STNR)の改善を示すサインです。
体幹と目の動きがつながることで、世界の“見え方”そのものが変わっていきます。


👩‍👩‍👧‍👦 スタッフの声

「参加された方々の笑顔が印象的でした。」
「穏やかで安心できる空間でした。」
「アーニャの声と呼吸が癒しそのものでした。」

場そのものが「安心」を生み出していたことが、
何よりの反射統合の証でした。


🌸広がる声:「これを学校でも」

終了後には、
「放課後デイの先生向けにやってほしい!」
「この資料を学校の先生に見せたい!」
という声がたくさん届きました。もちろんぜひ🙆‍♀️💕

子どもたちの“困りごと”は、
努力や性格の問題ではなく、体と神経の仕組みから読み解けるもの。
学校や支援現場でも、体を通じたアプローチが広がっていけば、
きっともっと多くの子が「できる自分」を取り戻せるはずです。


🌿メッセージ

「三大原始反射とP.A.C.E.だけでも、
 これほど視機能や安心感の変化が見られたことに驚きました。
 体はいつでも、変化する準備をしています。」

からだは、私たちのいちばん身近な教師。
「安心」という土台が整えば、
神経も、心も、学びも、すべてが自然に育っていきます。


✨おわりに

ご参加くださった皆さん、
そして温かく支えてくださったスタッフの皆さん、
本当にありがとうございました💕

🏥 会場をお貸しくださった皆さまへ

今回のワークショップは、
那須訪問診療所・白河訪問診療所・訪問看護ステーション那須・那須訪問リハビリテーション
(医療法人社団 弘徳会)の皆さまのご理解とご協力により、実現することができました。

あたたかく迎えてくださったスタッフの皆さま、
そして、快く会場をお貸しくださった院長先生をはじめとする関係者の皆さまに、
心より感謝申し上げます。

静かで安心できる空間の中で、
子どもたちも保護者の方も“からだの声”を安心して感じ取ることができました。
医療の場と教育・発達支援の場がつながる――
その第一歩を共に歩めたことが、本当に嬉しかったです🌿

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