何もやる気が起きない、体が動かない〜副腎疲労をケアしよう!
副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)セルフチェック&理解ガイド
何もやる気が起きない、体が動かないとき
ほぼ副腎疲労があるでしょう。
「検査で異常なし」でも、ストレスと栄養不足が重なると起こりうる“消耗パターン”を整理します🌿
1) 副腎疲労とは?
強い/長期のストレス下で、副腎から分泌される抗ストレスホルモン(コルチゾール等)を作る・出す負担が続き、
心身の回復力が落ちていく状態を指して語られます。
2) 関わるホルモン(例)
- コルチゾール:血糖の維持(糖新生)、抗炎症作用
- ノルアドレナリン:覚醒・意欲
- アドレナリン:興奮・瞬発力
- ドーパミン:快・わくわく
3) まずはセルフチェック
以下で「4つ以上」当てはまる場合、回復ケアの見直し候補です。
- 朝起きるのがつらい/起きた瞬間から疲れている
- 寝つきが悪い・熟睡感がない
- 午後に強いだるさ、夕食後にやっと元気(夜型化)
- 塩辛いものが無性に欲しい
- 集中力低下・物忘れ・決められない
- 風邪や炎症からの回復が遅い/よく体調を崩す
- 気分の落ち込み・イライラ・やる気低下
- 甘いものやカフェインで一時的に回復→あとでだるい
※『医者も知らないアドレナル・ファティーグ』(J.L.ウィルソン)より抜粋・加筆
4) 4つのステージ(目安)
ステージ1:アラーム期(初期)
- 交感神経がフル回転
- 元気がありすぎる/眠れない/焦りやすい
ステージ2:抵抗期
- 朝起きづらい・午後だるい・夜元気
- 回復が遅い・塩分欲求・気分の波
ステージ3:疲弊期
- だるくて動けない・集中力低下
- 低血糖・めまい・冷え・むくみ・鬱っぽさ
ステージ4:クラッシュ期
- 日常生活が困難、低血圧・体重減少など
- 医学的には副腎不全に近い状態も
5) 回復の基本(今日から)
- 睡眠:就寝・起床時刻を一定に(まず“時間”を整える)
- 食事:たんぱく質+ビタミン・ミネラルを意識(欠乏はホルモン材料不足に)
- 血糖の波を減らす:空腹時間を長くしすぎない/甘味とカフェインの“頼りすぎ”を減らす
- ストレス:短い休憩を“回数”で入れる(深呼吸・散歩・軽い運動)
- 炎症ケア:無理な頑張りを減らし、回復に時間をあげる
6) 受診の目安(早めに)
- 強い体重減少、失神しそう、極端な低血圧、嘔吐が続く
- 皮膚の色が濃くなる、原因不明の強い倦怠感が悪化
- 日常生活が維持できない(寝たきりに近い)
※この資料は診断ではありません。症状が強い場合や不安がある場合は医療機関にご相談お願いします。
何がケアになるの?
まず土台(最優先)
マグネシウム(グリシネート/クエン酸など):緊張・睡眠・筋のこわばりの土台
ビタミンC:ストレス時に消費されやすい栄養の代表格
ビタミンB群(特にB5):エネルギー代謝・ストレス対応のベース
電解質(塩/ナトリウム+カリウム):朝のだるさ・立ちくらみ・低血圧っぽさがある人に相性が出やすい
「元気が出ない・朝が弱い」系に寄せる
アダプトゲン:
アシュワガンダ(不安・眠り寄りの人に合いやすい)
ロディオラ(やる気・持久力寄り)
エレウテロ(シベリア人参)(体力の底上げ)
※体質で合わないこともあるので少量から
DHEA:検査・医師管理が前提(ホルモン系なので自己判断は避けたい)
「眠れない・夜に冴える」系に寄せる
L-テアニン、グリシン:入眠サポートの定番
ホスファチジルセリン(PS):夜のコルチゾール高めっぽいタイプで使われることが多い
GABA:体感は個人差大
炎症・酸化ストレスが強い感じがあるとき
オメガ3(EPA/DHA)
NAC、グルタチオン:解毒・酸化ストレス寄り(体質で眠気/胃部不快が出ることも)
亜鉛:免疫・粘膜(ただし銅不足になりやすいので長期高用量は注意)
甲状腺/代謝が落ちてる感じの人の“周辺”
セレン、ヨウ素:自己判断で攻めすぎ注意(甲状腺は相性が出やすい)
ビタミンD:不足しやすいベース
胃腸が弱い人の“副腎ケアはここから”
消化酵素、プロバイオティクス(または発酵食品)
L-グルタミン:腸粘膜ケア文脈で使われることが多い(体質差あり)
注意が必要なもの(特に)
甘草(リコリス):血圧を上げたりカリウムを下げたりすることがある(むくみ・高血圧は注意)
アダプトゲン:不眠が強い人は“元気系”が刺激になる場合あり
鉄:不足検査なしに入れない(過剰も問題)


