間を大事にする
日常生活では、矢継ぎ早に話すことが多いものです。
そうではないのに、早口で言われると、怒っているように聞こえます。
言っている方も、早口だとテンションが上がってきます。
そして爆発! となることは、よくあります。
私は、カウンセリングや研修のとき、
相手に伝えるとき、【間】を大事します。
湖に続けて石を投げ入れず、1つを投げ入れたとき、
波紋が綺麗に広がっていく様子が見えます。
続けて投げ入れると、広がろうとする波紋が次々壊れ、どれがどの波紋だったかわからなくなります。
簡単なことでも、理解するまでに時間がかかります。
なぜかというと、気持ちが違うところを向いているからです。
こちらの波長に合わせること、つまりこちらの意図を読むまでに時間がかかります。
理解が深まるまで時間がほしいのです。
授業の上手な先生は、この方法を使っていますね。
話に緩急つきます。
話をふと止めると、子どもは何かな?と思います。
何を求められているのだろう?
と、勝手に考え始めます。
よく考えなさい、なんて言わなくていいのです。