私の普段の仕事〜臨床心理士〜
私の主な領域は、母子保健と福祉、教育分野です。
乳幼児期~中学生です。
そしてそのご家族や支援者の大人の方、職種でいうと、保健師さん、保育士さん、学校の先生たちと関わります。
母子保健分野では、市町でおこなう集団の乳幼児健診でプチ子育て相談をしています。
そこから個別の発達相談や子育て相談につながって、お子さんと遊びや課題をして、ママとお話ししています。
お話しというか、こんなふうなエクササイズがいいですよ、とママにしてあげたりです。
子育て相談から療育につながっていくお子さんがいます。
福祉分野では、そういったお子さんへ、個に応じた手厚い保育がなされています。
これを療育といいます。
こども発達支援センターでの小集団療育、個別療育があります。
そこで今年度は研究させていただいています。
福祉分野としては、保育園もあります。
保育園への巡回相談にも行きます。
厳密には教育分野になりますが、もちろん幼稚園にも巡回相談で行きますよ。
あらためて教育分野では、スクールカウンセラーをしています。
学校は地域コミュニティの縮小です。
あらゆる相談があります。
とはいえ、やっぱり発達のテーマは大きいですね。
発達のアンバランスさから、非行や不登校、いじめ、虐待、自傷行為、緊急支援など様々な課題が生じていると感じます。
そして子どもだけわかればいいかというとそうではないんですね。
子どもは大人に頼って生きています。
大人が元気でないと、子どもも元気にはなりません。
子どもに関わる大人の心理臨床も理解していることが必要です。
なにごともこれだけすればいいってことはないですね。
学びは続きます
こうやって乳幼児健診の場にいたり、保育園・幼稚園、こども発達支援センター、小学校、中学校で普段は臨床心理士として仕事をしています