WISC知能検査時の行動観察から特徴を見ています
5年前にまとめたものです。
入室、退室時の挨拶、着席の様子 | 社会性、対人面、コミュニケーション なれなれしい・積極型・距離感がない⇄緊張が高い・受動型 |
社会性 | 社会性:大人の期待に応じようとする姿勢があるだろうか? |
わからない時の対処方法 | 【援助要求スキルがあるか?】
無表情で不動。考えているのかわからないのか察しがつかない 黙ってうつむく 慣れれば「わからない」と言える わからないと自分の好きな話を一方的にする すぐにわからないと言う |
自己肯定感 | 自信のなさ:声の大きさ、語調、姿勢 |
表情 | 無表情、いつもニコニコ
【目】アイコンタクト、まばたき・チック、凝視 |
発話 | 聞かれたことのみ話す
⇆ 自分の好きな話を一方的にする、質問への回答は難しい(会話のキャッチボールの難しさ) 言語表現スキル:単語、2語文で話す ➡しゃべっていても中身はないかも。 言葉が出てくるまで時間がかかる、 簡単な言葉なのに意味は言語化できない ➡暗黙の了解がわからないかも。 |
姿勢保持
集中力 |
考えるときにロッキング、立ち上がる、伏せる、寝る
➡考えてはいるが態度が悪いと誤解されやすいだろう ➡わからなくて集中できないのだろう |
書く時の様子 | 鉛筆の持ち方、体の向き 目と手の協応:紙に目を近づけて書く 雑⇔遅い(几帳面・強迫的?) |
正答の連続性 | 正答が不連続→知識や理解が浮島になっているかも。社会的な場面で知識を役立てられない、応用できない可能性有 |