「よく噛まないと、近視になる?」
~噛むことと“視力”の意外な関係~
こんにちは、分子栄養学カウンセラーでボディワーカーの福田あかりです🌷
今日は「よく噛むことの大切さ」について、
とくに視力との関係にスポットを当ててお話しします。
◆ 「よく噛む子は育つ」ってどういうこと?
噛むことは、単に「食べ物を細かくする」ためだけの動きではありません。
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あごを使うことで、顔や頭の骨が育つ
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噛む刺激が脳に伝わって、集中力や感情の安定にもつながる
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消化の助けになり、胃腸の負担も減る
と、全身にいいことがいっぱいあるんです✨
でも実はそれだけじゃないんです。
◆ よく噛まないと…視力にも影響が?
ちょっとびっくりするかもしれませんが、
よく噛まない生活が、近視の原因のひとつになることもあるんです。
どういうことかというと…
◆ よく噛まない→頭蓋骨が育たない→眼球が圧迫される?
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噛む刺激が少ないと、頭の骨=頭蓋骨が育ちにくい
特に顔の真ん中部分(頬骨や上あごまわり)が発達しにくくなります。 -
頭蓋骨が育たないと、“眼窩(がんか)=目の入れ物”が小さいまま
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その小さな空間に、丸い眼球が押し込まれるようになる
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結果、眼球がつぶれて“楕円形”に変形→ピントがずれて「近視」に
◆ つまり、「よく噛む=目のスペースを確保すること」にもなる!
成長期の子どもたちにとっては、
噛むことが目の健康、視力の維持にも直結するんです。
逆に言えば、柔らかいものばかり・早食い・ながら食いをしていると、
顔や頭がしっかり育たず、将来的な近視リスクが高まることも…。
だからよく噛むことが難しいダウン症の子は近視になりやすいと考えれれています。
◆ 今日からできる「噛む習慣」のちょっとした工夫
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🥕 ちょっと歯ごたえのある野菜を入れる(きんぴらごぼう・れんこんなど)
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🍚 ごはんはしっかり炊き分ける(柔らかすぎないように)
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🧀 “飲み込めるまでに30回噛む”を目標にゲーム感覚で!
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😄 食べながらおしゃべりしすぎない=集中して噛む!
◆ おわりに:「噛む」は未来の“顔”と“目”をつくる
「なんとなく噛んでる」
「柔らかいものなら食べるから大丈夫」
そう思っていた毎日の食事が、実は
お子さんの将来の顔立ちや、目の健康にまで影響しているかもしれません。
今日からちょっと意識して、
口にたくさん食べ物を入れ過ぎず、少量を口に入れてよく噛む習慣、親子で始めてみませんか?👨👩👧👦✨