「検査は異常なし」でも、なんだかしんどい…そんなあなたへ

こんにちは。分子栄養学カウンセラーの福田あかりです。

子育てに家事に、日々がんばっている方へ。
今日はちょっと大事な「からだのサイン」のお話をします。

「検査は異常なかったですよ」と病院で言われて、
「よかった、じゃあ大丈夫だ」とホッとしたこと、ありませんか?

でも…「異常なし=健康!」とすぐに安心してしまうのは、
実はちょっとだけ注意が必要なんです。


◆「基準値」の幅って、実はけっこう広い

たとえば、よく健康診断などで見る「ヘモグロビン」という数値。
これは血液の中で酸素を運ぶ大事な役割をしていて、
少ないと貧血やだるさの原因になります。

このヘモグロビン、女性の基準値は【11.2〜15.2】。
けっこう幅があると思いませんか?

もしもあなたの値が「11.3」だったとしても、それは“ギリギリ”正常。
「疲れやすい」「立ちくらみがする」「気分が落ち込みやすい」なんて症状があっても、
検査では「異常なし」で終わってしまうこともあるんです。


◆「異常なし」なのに、しんどさがあるのはなぜ?

たとえばこんなケースもあります。

肝臓の働きを見る数値「AST」「ALT」が低すぎると、
実は「ビタミンB6が足りていないサインかも?」ということがあるのです。

でもこのビタミンB6、保険の検査では測れないため、
普通の病院ではスルーされてしまうことが多いんですね。

ビタミンB6が足りないと、
・イライラ
・疲れがとれない
・肌トラブル
・パニックっぽくなる
・風邪をひきやすい
などなど…日常で困る不調がたくさん起こってしまいます。


◆「数値」だけでは見えない体のSOS

私たちの体って、本当に繊細。
「まだ病気じゃないけど、ちょっと不調」
そんな“グレーゾーン”の時期に、
体はちゃんと「助けて〜」ってサインを出してくれているんです。

でも、病院では「異常なし」。
そんなときこそ、体の声に耳をすませてあげてください。


◆まとめ:検査結果だけで安心しないで

お医者さんはウソをついているわけではありません。
ただ、ビタミンB6がAST、ALTの数値に大きく関与していることを知っている人が少ないんです。

一般的な健診の血液検査の項目に含まれていませんから、もし知りたいなら5万円以上かかる分子栄養学の高額な血液検査で血中のビタミンB6を調べられます。

だからこそ大切なのは、「あなた自身の感覚」。
「なんだか疲れやすい」「前より元気がない気がする」

「笑顔になれない」
そんな小さな気づきを見逃さないでくださいね。


次回の記事では、「検査では出てこない不調の背景」について、
もう少し具体的にお話していきますね🍀

あなたの体と心が、毎日穏やかに過ごせますように💕

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