ご家族にお子さんのことをわかってほしい〜保護者対応〜
保育園・幼稚園、また学校で、お子さんへの対応に困っている時。
ご家族に理解してほしいけれど、なかなか伝わらない…
こういうことってよくあります。
話し方を変えると、伝わりやすくなります。
【伝え方のコツ】
① 園や学校の活動がイメージできないかも
突然、漁業のお仕事で困っていることを話されても、その場面をイメージしにくいですよね?
あるいは、税理士さんのお仕事についてもそうじゃないでしょうか?
ご自分のお子さんのことだから、わかるだろう、と思ってしまいます。
でも、他の子と混じってする生活場面は、案外わからないものです。
場面の説明は、頭にビジュアル・イメージが浮かぶように伝えます。
周りはこうしていた、と周囲の様子も伝えることも、実は大切です。
先生がお子さんのために時間を割いてくれたこと、周りから見られている状況も伝わります。
場面だけ切り取ると、先生が常に全体を見ていることがわかりにくいのです。
② 家庭での様子を具体的に聞きます
ついついこう質問しませんか?
「ご家庭ではどうですか?」
こう聞かれると、うちでのどんな場面のことを聞かれているか、パッとは頭に浮かびません。
それでついつい
「特には…気にならないですね。」
となります。
「夕食の時、座って最後まで食べていますか?」
「買い物に出かけた時、ママのそばにいてくれますか?」
など、具体的な場面を聞くと、そういえば… と思い当たることが出てきやすいです。
忍耐強く面倒を見ていますね
と労うと、同志になります*
③ わかってほしい!と勢いよく話すと、引かれてしまう
お子さんが大変なの!わかって!
というのは、「あなたはわかってない!」
と言っているようなもの。
ここは、ゆったりと深呼吸してください。
わかってほしい、というこちらの思いより、
「ママに相談したいの」
(お子さんにどうあってほしい?)
「もしかして、おうちで取り組んでるいい方法がある? あったら教えて」
話の始まりがお互いそろいます。
ちょっとしたコツです。
こちらも気をゆるめてゆるゆるとお話しすることで、話がじんわりママにしみこんでいきます。