不登校の子には偏食が多い?

前回に引き続き、不登校について。

「不登校のお子さんで便秘の子が結構いる」ということが、前回の話題でした。

そして、どんな食べ物を好むか、苦手な食べ物は何があるか?聞いていくと、便秘でなくても偏食の子は結構、多い。

偏食=感覚過敏 です。

感覚過敏は、感覚を受け取る器の入り口が極端に狭いということです。

ちょっとした刺激でも神経系は情報処理しきれずに痛い、臭い、くすぐったい、と敏感に反応します。

感覚鈍麻は、情報処理していないから感覚として感じられない状態でしょう。

よくある偏食の状態像は、

  • 野菜をほとんど食べない
  • 園や学校の給食は食べるが、家では一切、食事は食べない。
  • お菓子ばかり食べている
  • 親の迎えの車に乗った途端、ジュース、お菓子を食べる
  • 肉は硬くて食べない(咀嚼の弱さ)

 

なぜ偏食が起きるのか?

  1. 胎児期の栄養失調
  2. 幼児期に感染症があり抗生剤投与による腸内細菌アンバランスによる腸の栄養吸収不良
  3. 恐怖麻痺反射、モロー反射の活性化による極度の感覚過敏→交感神経の優位(闘争逃走モード発動、あるいは背側迷走神経活性化、またその2つを行き来すること)

 

が見られます。

不登校の根本的な解決には、心理的なアプローチだけでは時間ばかり浪費します。

栄養と腸活が大事です。

しかし、それに取り掛かることは、偏食のお子さんにとってかなりの難題です。

次回は、どんなアプローチがあるか書きます☺️

 

 

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