大学での発達パステルさんへの支援◆ゲームの何が問題か
2017年1月27日(金)16:00〜17:30
作新学院大学で、NPO法人えじそんくらぶ 薬剤師・臨床心理士の高山恵子先生がご講演されました。
教育現場でどのようにパステルさんを応援するのか、具体的な手立てと関わる私たちの佇まいについてお話しくださいました。
ありがとうございました^ – ^
講演会の始めに、高山先生はこのように私たちに問いかけました。
「あなたはどんな教育をしたい?」
この講演会、学びの時間を主体的に過ごすこと、主役は聞いている私たちにあることを示唆されたように思いました。
この講演会で学ぶ上で、「目標設定」をしたということに思います。
心に残ったキーワードは3つ。
(本当はもっとあります)
うまくいかないとき、あなたはそのやり方を続けますか?
支援者のアンガーマネジメント
ダメな支援者はいない
私も賛成です╰(*´︶`*)╯♡
私も今年度から支援者に優しい研修というタイトルにしました。
支援者を責めてたら、それが子どもやご家族にに巡ります。
それから、高山先生は「通常の教育とこれからしていきたい教育の対比」をされました。
通常の教育は「できないことをできるようにすること」
そうなんですよね。
本人にでできないことを認めさせて、わからせて、真摯に取り組むことを促します。
私には顔を水につけるようにビジュアル・イメージされてしまってなんとも苦しいのです。
高山先生は、ダメなところでなく幸せになることを考えよう、と繰り返し繰り返し伝えてくださいました。
また、ゲームについての危機意識もお話しされていてなるほどと思いました。
ゲームにはまると、大人がどんなにほめても声をかけても、ゲームさえやれれば本人は満足、ゲーム至上主義になるんですよね。
ゲームは人とするものではなく、自分で自分に報酬を与えられます。
自分が時間を費やせば報酬をコントロールできてしまいます。
大人がどんな報酬を与えても負けちゃうんですよね。
大人が与えられる報酬は、苦手なことや気の向かないことをしなければならないし、もらえるまで時間もかかるんです。
ゲームって楽しいし、すぐさま報酬が勝ち取れて嬉しいですよね。
ゲームより充実した現実がいいですよね。
改めて、ゲームについて考える機会となりました。
「楽して伸びる」っていうことに、みんな罪悪感を持ちます。
ブレインジムに出会うと、みんなその価値観が変わります。
私もすっかり変わってしまいました╰(*´︶`*)╯♡
ゆるゆる自分のペースがしみこむし、定着するんです。
高山先生の話、深みがあってとても面白かったです。
そのあと、作新大の先生にお誘いいただいて、高山先生とのお食事にご一緒させていただくことができ嬉しかったです。
また宇都宮でお待ちしています^ – ^
栃木県に爽やかな風をありがとうございました*