脳の発達と♾️ゼロ磁場─神経学的統合不全・心理的逆転─静止電位・活動電位・脳梁の統合について
2025.4.13 優しくしたいのに、どうしてもパートナーにイライラする!「心理的逆転」
2025.4.14 心理的逆転が起こる時に何が、体の中で起きているのだろう?
私たちの思考や感情、行動のすべてを支えているのは、
脳の中で日々休むことなく行われている“神経の発火”、すなわちニューロン同士の情報伝達です。
今回は、この神経伝達の仕組みである「静止電位」と「活動電位」、
そしてそれがどのように脳の左右をつなぐ“脳梁”の働きと関係しているのかについて掘り下げていきます。
さらに、「ゼロ磁場」という概念と神経系の発達とのつながりも見えてきたので、その視点もご紹介します。
2025.4.15 神経学的統合不全(心理的逆転)なんでもイヤイヤ〜😤「学校行きたくないよぉ」
2025.4.17 心理的逆転と神経学的統合不全の神経発火不全〜なんでも「イヤイヤ〜」
2025.4.18 心理的逆転(神経学的統合不全)はゼロ磁場が失われた状態では?
続き静止電位とは?
ニューロン(神経細胞)は、何もしていないように見えるときも、実は“⚡️発火の準備”をしています。 この時の電気的状態が「静止電位(resting potential)」です。 細胞膜の内側はマイナス(-70mVほど)になっていて、いつでも次の活動(⚡️発火)に備えています。 このバランスは、ナトリウムやカリウムなどのイオンのやりとりによって保たれており、言ってみれば「電気的に整った静けさ=ゼロ磁場的な状態」ともいえるでしょう✨活動電位とは?
何か刺激が加わると、静止電位のバランスが崩れ、ナトリウムイオンが細胞内に流れ込み、電位が一気にプラスに傾きます⚡️ これが「⚡️活動電位(action potential)」です。 ⚡️活動電位が生じることで、電気信号が軸索を伝わり、次のニューロンに情報が渡されていきます。 この”⚡️発火”こそが、私たちの思考・感情・行動の起点になっているのです。脳梁と神経発火⚡️の関係
脳梁(のうりょう/corpus callosum)は、左右の大脳半球をつなぐ神経繊維の束です。 この橋を渡るのは、数百万〜数億単位の⚡️活動電位です。 つまり、静止電位と⚡️活動電位が正常に働いていないと、左右の脳の情報はスムーズにやりとりできません。 脳梁の橋があっても、渡る電気信号が「ノイズだらけ」「ブツブツ切れる」状態では、統合的な思考や行動がうまく働かなくなるのです😞神経学的統合不全と方向感覚の混乱🌀
カイロプラクティックやキネシオロジーの現場では、脳梁の機能低下により「前後・左右・上下の感覚が🌀混乱している」状態をよく見かけます👀 これは神経学的統合不全の一種で、特に発達段階にある子どもにとっては深刻な影響を与えることもあります😢 情報が脳内でスムーズに流れていないため、見たもの・聞いたこと・感じたことが「バラバラ」🌀に処理されてしまい、行動がちぐはぐになるのです🌀