発達でこぼこさんが栄養で変わる~栄養の本をご紹介~
こんにちは!
福田です。
秋が深まってきました。
寒くなって、きっと山々は少しずつ色づき始めていることでしょう。
さて、今日は栄養に関する本のご紹介です。
最近は、栄養の本が注目されていますね!
宇都宮市でも先月は「毒消しごはん」の先生が講演にいらっしゃっていました。
やはり食事が注目されているのだな~と思って嬉しく思いました^^
たくさん出版されているので、みなさんどんな本から読めばいいか迷われますよね。
私の一押しはこれ!
奥平先生のこの本は、ページ数が少ない!
図解されていてパッと開いて一目瞭然!
血液栄養解析を活用! うつぬけ食事術
2019/2/1
奥平 智之 (著)
1,540円
より詳しく書いてあるのが、
マンガでわかる ココロの不調回復 食べてうつぬけ
2017/11/11
奥平 智之 (著), いしいまき (イラスト)
1,430円
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どんなサプリがいいかわからない!
と言う方には、
藤川徳美先生の本がおすすめです。
薬に頼らず子どもの多動・学習障害をなくす方法
2019/9/25
藤川徳美 (著)
1,430円
こちらは、発達に特化して落ち着ている子とわんぱくさんとが対比されてマンガで描かれています。
マンガで事例も紹介されています。
どこのなんのサプリが良いかも紹介されています。
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もっともっと詳しく知りたい!
支援職で根拠も知りたい!
と言う方にはこちら。
発達障害は栄養で良くなる 新時代に希望をもたらす未来医療
2019/3/11
サリー・カーク著
内山 葉子 他 訳
3,666円
自閉症スペクトラムのお子さんをお持ちのお母様がたくさんたくさん勉強なさって、書ききっています。
すごいエネルギーです。
栄養療法だけでなく、さまざまな療法をためされていて、比較しながら書いていますので、栄養療法を手放しにすごい!と崇めている本ではありません。
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なんで栄養のことを考えるのか??
自閉症スペクトラムやADHD、LDのお子さん、そして愛着のテーマやPTSDのあるお子さんがなぜ栄養で治ると言われているのか?
この答えは、「ミクログリア・プライミング」にあると言えるでしょう。
脳の神経細胞であるミクログリアが炎症型である
ということなんです。
これについては、今年度、私は自分の体で痛いほど感じました。
私も発達特性や出生時のトラブル、トラウマなどでミクロ・グリアプライミングが生じていて、脳の神経細胞(ミクログリア)が思いっきり「炎症型」ということを痛感しました。
一度なったら、安静型には戻りません。
せめてニューロンを守る保護型にしたいのですが、それには栄養療法が欠かせません。
1~2年あるいはもっとじっくり取り組んで安静型になっていくものです。
そして一生付き合っていくものです。
ミクログリア・プライミングはとても重要な知識です。
またの機会にそれについて書きたいと思います。
栄養療法は、私たちが透明ではないこと、「毎日、養い、休ませ、手入れが必要な有機体」であることを示します。
ちなみに、ポリヴェーガル理論でいうところの、腹側迷走神経(副交感神経)が十分に発達していないと、体感覚が薄いと言われています。
だから食事での変化に対する実感が薄い人は、リラックスや人とつながり安心感を得ることが難しいかもしれません。
一方で、ミクログリア・プライミングがある人は、ミクログリア細胞が安静型で健康な人よりも、食事による変化が大きく、体感覚としてより強く感じるでしょう^^
ここまで読んでくださってありがとうございます*
今日も皆様にとって良い一日となりますように。
感謝を込めて。