コミュニケーションの苦手さを責めるより、得意な人が強みをいかす
WISC知能検査の結果についても、見ると凹んだところをどうにかしたくなる。
そこをどうしたらいいか、と思ってしまう。
苦手なことって、やる気が出るかっていうと出ないもの。
負けの決まった試合をわざわざしないという合理的な考えがあるのです。
それでいいと思います。
しかし、勝ちの決まった試合をするのも初めは楽しくても、飽きるものです。
甘いものばかり食べてたら、塩味もつまみたくなる。
不思議なものです
コミュニケーションの力について。
コミュニケーションが苦手な人は、人に関わるのが面倒なんです。
体に例えると、神経の通っていない右腕を、左手で持ち上げたり下げたり、回してコントロールするようなものです。
それはそれは重たい右腕でしょう。
もう右腕なんか使わない!
って思いますよね。
左腕だけでいい。
わざわざ面倒なこと(運動など)はしない!
という気持ちになります。
当然です。
コミュニケーションが苦手な人にとって、会話を組み立てる、相手に合わせてタイミングをはかる、何を話すか考えるなどのことが、動かない右腕を動かそうとするようなものだと思います。
これをみんなと同じようにやりましょうって、酷です。
訓練しましょう、って、ひどく大変な訓練です。
本人にとっては、できないことを思い知る訓練です。
負けの決まった試合はしたくないから、気持ちに抵抗感が生じて当たり前です。
好きなことをしたがって、課題にのりにくくなるのは当然です。
一方、私にとってはコミュニケーションは楽チンです。
関わりにくいなという場面もないわけではないですが、おおよそ問題なく、いやむしろコミュニケーションを楽しめます
これって当然!と言いがちなのですが、本当は違いますよね。
当然ではないのです。
私の強みです。
得意なことです。
他の人の足元にも及ばない苦手なことももちろん持っています。
それを得意になるぐらい訓練して伸ばしましょうって言われたら辛いです。
不可能…と言いたい。
私はコミュニケーションは楽にできますから、ついついどうして気遣いができないのか、相手を理解できないのか、とアスペさんを責めてしまうのですが…
苦手な人もいるのです。
自分の得意なことは、楽チンなので相手も楽チンなはずと、つい思ってしまいます。
これが誤解し合うきっかけになると思います。
もちろん、コミュニケーションの力は伸びた方が便利です。
だから療育や教育の中で、伸びるように働きかけます。
もし何かについて、相手がなぜできないのか、わからないのか、とあなたが怒りやもどかしさを感じることがあるなら、あなたはそれがとても得意で、素晴らしい強みを持っているということです。
相手の弱みがあなたの強みを輝かせ、いかしてくれます
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ラーニング・シーでは、
発達のカラフルさん、子どもさんから大人の方、
またそのご家族、支援者が楽しく自分の力を発揮して過ごせるようお手伝いします。
ブレインジムやビジョントレーニングを用いて、運動や認知、学習に働きかけます。
http://s.ameblo.jp/learning–sea/entry-12159805923.html
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“コミュニケーションの苦手さを責めるより、得意な人が強みをいかす” に対して2件のコメントがあります。
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叡智拝
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>叡智感謝さん
ありがとうございます。
とても嬉しいです。
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