レジリエンスを高める(ストレスを高める)〜チェックしてみよう!

おはようございます。

臨床心理士の福田あかりです。

皆さんのストレス耐性度はどのくらいでしょうか?

レジリエンスをチェックしてみましょう!

1)皆さんの体は強張っていますか、柔らかいですか。

肩が凝った感じがわからないですか。

赤ちゃんみたいに柔らかってわけにはいかないかもしれせんね。

自分の状態にまず気づく、体の感覚に注意を向けられる、それこそが、副交感神経が働いていると言えるでしょう。

 

2)ホッとすると、空腹に気付いたり、喉の渇きに気づいたり、尿意をもよおす、ということが多いですか?

闘争逃走モードの交感神経が優位なときは、自分が頑張っていること、無理をしていること、疲労や空腹、尿意に気づかないものです。

「レジリエンスを高める」

というと、難しく感じるかもしれませんが、意外と簡単なことなのです。

 

3)いつでも、ちょっと足を止めて、一休みできますか?

もしできるなら、副交感神経がしっかり働いています。

「今、やらなきゃいけないことがあるから〜!」

と行動を止められないなら、交感神経が暴走しているかも。

もちろん、集中している時に程よい交感神経が働いていて、集中して続けたい!という時もあります。

朝の準備や、食事・寝る準備などの生活の中で、5秒、10秒、ちょっと立ち止まって「なぁに?」と家族の声に注意を向けること、案外、難しいものではないでしょうか。

 

さて、交感神経が優位だな〜と思われた方はどうしたらいいか?

これもよく言われていること。

A)3回呼吸をゆーっくり吐く、吸う

この時、自然と体の感覚に注意を向けるでしょう。

自己調整力の高い方であれば、この3秒間で、スーッと気持ちが静かになっていくことを感じるでしょう。

明らかにわからなくても、自分の中のざわめきが減るのではないでしょうか。

 

B)水(白湯)を飲む

最近は水道水の基準が緩くなって、塩素臭が強いので、煮沸した白湯もいいかもしれません。

お茶やコーヒーはカフェインが入っていて、副腎を刺激してし、ストレスに対抗する神経伝達物質が出ますから、交感神経が働きます。

水や白湯がいいでしょう。

慌てず、ゆっくり、口を湿らす感覚や喉を流れる感覚に注意を向けていきましょう。

 

C)鎖骨の下をさする

ブレインジムのブレイン・ボタンです。

「ゆふ」という腎の経絡の終点です。

そこをゆっくり、優しくさすることがコツ😊

交感神経が優位だと、早く強くなりがち。

ゆっくり優しい動作が、副交感神経を強めてくれるでしょう。

 

D)あたりを見回す

こんなことで?と不思議に思われるかもしれません。

ゆっくりあなたの周りを見回しましょう。

ゆっくり、ゆっくりです。

私たちは、普段から時間に追われて動作が素早くなりがちです。

ゆっくりフワーッと頭を動かすこと、それだけで、今、私たちの身体感覚は何かに追われてはいないことに気づいていくでしょう。

そして、私たちの身体感覚が、安全な場所にいることを思い出し、ゆるんでいくでしょう。

 

 

全てをしてもいいですが、お気に入りを見つけてその一つを繰り返し使う、気分によって選ぶなど、お好みのやり方を見つけましょう。

もし1人ではうまくいかないなぁというときは、ご相談をどうぞ😊

また、人と一緒にすれば、より自己調整が上手になり、より早くレジリエンスを高められるでしょう。

ご予約お待ちしています✨

 

ラーニング・シー 福田あかり

ソマティック・エクスペリエンシングのトレーニングは、この5月で3年間のトレーニングを終了。プラクティショナーの申請をします😊

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