学ぶこと理解することは、置き換えであり、共感覚がはたらくこと。私たちは共感覚を使って学んでる?!
文字の習得でこんなふうに感じます。
文字の習得までのステップ
音に合わせて体を動かす
ケンケンパー、手遊び歌、ダンスなど
音と動きのマッチング
↓
音を動きに置き換えること
↓
音韻の理解…一音一音、分けられること
音を動きに置き換えられるとき、私たちの頭の中で、こんなことが起きてませんか?
・その音楽を聴くと、ダンスの振り付けを思い出す。
・ケンケンパーと聴くと、ケンケンパーの体の動きが目に浮かぶ。
音から動きが見えます。
これってもしかして【共感覚】なのかな?と思うのです。
もしかしたら、みんながそうなるわけではないかもしれません。
私がビジュアル優位だから生じるのかも。
でも、音楽を聴いて動きが目に浮かぶ人はまれ、ってことはないですよね。
共感される方も多いはず。
こう考えると、だれにも共感覚はあるんですよね。
(私が共感覚の定義を間違っていたらごめんなさい)
音と動きの共感覚は、とてもわかりにくい言い方になりますが、厳密に言えば、
音と固有感覚の共感覚
と表現すべきなのかもしれません。
以前、私が書いた
この記事も。
共感覚があるからこそ
文字を読んで、
風景が目に浮かぶ
音や声、鳴き声が聞こえる
触れた感触を味わう
香りがする
のだと考えます。
つまり、だれでも様々な感じ方で共感覚は起こるのです。
物事を何かに置き換え、たとえることで、理解が深まるのです。
共感覚によって理解が深まると私は考えるのです。
文学とは、そして音楽とは、絵画とは、まさにこれですよね
これをこんなふうに表現するのか
と驚かされます。
そして、それに私たちは共感するのです。
以前、こんな本ありましたよね。
数字が絵のようになる、共感覚
ダニエル・タメットくんのお話
あるときは、テレビで共感覚の方を紹介していました。
紹介されていたのは、
文字を読むと味覚を感じる、ということで、美味しい味のする文字を読みながら、食事をするという男性でした。
この記事を読むと、
共感覚は、サヴァン症候群的な感じがします。
一部の力が高いギフテッド的です。
共感覚のアンバランスな発達特性をもつという特徴は、定型発達の人よりも、自閉症スペクトラムさんやADHDさんに多いのかもしれません。
そうすると、文字から味わうとか、数字が絵になるとか、文字がダンスするとか、ぶっとんだ共感覚は、「何ふざけたことを言ってるの?」と、否定され、共感されないことに陥りやすい気がします。
これは私の推測の範囲です。
私が言いたいことは、
【共感覚は学びの根っこ】
ではないか?
ということなんです。
それがあってこそ学べるのだと思うのです。
だから、自分の感覚に目を向けること、体を通して学ぶことが大事だと思うのです。
この共感覚を使った手法は、最近ホットな授業のユニバーサルデザインにも使われているんですよ。
次回、それについて書きます。
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ラーニング・シーでは、
発達のカラフルさん、子どもさんから大人の方、
またそのご家族、支援者が楽しく自分の力を発揮して過ごせるようお手伝いします。
ブレインジムやビジョントレーニングを用いて、運動や認知、学習に働きかけます。
http://s.ameblo.jp/learning–sea/entry-12159805923.html
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