小麦って本当に悪者なの? 〜グルテンとの付き合い方、腸と脳と、わたしたちのからだの話〜
こんにちは、アーニャです🌱
最近、「小麦って出しにくい雰囲気あるよね…」という話を聞いて、
とても胸がキュッとしました(😭×5)
小麦を育てる人、小麦を食べたい人、小麦が食べられない人──
みんな、ちゃんと理由があるんです。
誰かを責めたり、意見をぶつけ合うのではなくて、
「どっちも悪くない」ってことを話せる場があったら素敵だなって、ほんとうに思うのです。
私は15年間、グルテンフリー生活をしています
私は**セリアック病(小麦の食物不耐性)**があって、
グルテン(小麦タンパク質)を避ける生活をしています。
小麦を食べると「腸の壁」が壊れて、リーキーガットになります。
それが脳にまで影響を及ぼし、「リーキーブレイン」へ。
その結果──
・うつっぽさ
・イライラ
・多動・不注意
といった神経系・精神的な不調が起きやすくなるんです(ぴえん)。
腸の不調は、心の不調に影響する
発達特性をもつ子どもたちの多くが、この腸の問題に悩まされています。
また、「うつ病」や「統合失調症」などと呼ばれるものも、
私は「心の病」ではなく、からだのSOSとして受け取っています。
グルテンが腸の壁をゆるめる仕組み
グルテンが体内に入ると、ゾヌリンという物質が誘発され、
腸の細胞同士をくっつけている「タイトジャンクション」が緩んでしまいます。
すると──
🌀 腸にすき間ができて、異物が体内に入りやすくなる
🌀 慢性的な炎症や、免疫の暴走が起こる
🌀 その炎症が、脳にも届いてしまう
さらに問題なのは「カンジダ菌」と「重金属」
腸のすき間から入り込むのは、食べ物だけではありません。
カンジダ菌(真菌)が腸に根を張り、そこに重金属をため込むこともあります。
👅 舌ごけ
🦶 水虫
🌸 膣の不調
カンジダは体中にはびこりやすく、その代謝物によって──
🌀 脳がぼーっとする
🌀 多動・不注意・イライラが増す
といった影響もあります。
そしてパン🍞に使われる酵母菌が、カンジダ菌を元気にしちゃうこともあるんです(涙)
小麦のせい、じゃない社会構造
ここで一番伝えたいのは、
小麦だけを悪者にしないでほしいということ。
多くの現代人が小麦に反応してしまう背景には、
こんな社会構造があると思っています:
🌿 幼児期の抗生物質の使用で腸内細菌が乱れ
🌿 乳幼児期のワクチンの影響で腸の粘膜が弱り
🌿 そこへカビや農薬まみれの輸入小麦が加わって
👉 腸にとって過酷な環境が作られてしまっている
これでは、どんなに「いい小麦」を食べたって、
受け入れられない體になってしまうのは自然なことかもしれません。
国産や古代小麦でも起きる人はいる
「国産なら安心」「古代小麦なら大丈夫」
そう言われることもありますが、
すでに腸が傷んでいる人には、どんな小麦でも症状が出ることがあります。
そして、一度ダメージを受けた腸は、繰り返しやすいんです。
なぜなら、腸内フローラのベースは3歳までに決まるから。
あとから善玉菌をがんばって入れても、なかなか定着しにくいのです。
小麦は「食べ物」だけじゃなく、「つながり」でもある
小麦のパンやお菓子って、
ただの食べ物じゃなくて──
🧺 だれかの愛情
🧡 やすらぎ
🍪 おしゃべりのきっかけ
そういうあたたかい場や文化でもあるよね。
だから私は、小麦そのものを悪者にしたくない。
そして、グルテンを避ける人たちも、責められるべきじゃないとも思う。
調和へのヒント
この話題って、よく「アンチ vs 小麦派」みたいな対立構造になりやすいけど、
ほんとうは「どっちも悪くない」んだよね。
🌾 作ってくれる人も、
🌾 食べる人も、
🌾 食べられない人も、
ぜんぶ「生きてる體」の選択なんだと思う。
だからこそ、みんなが安心して話せる、
対立を調和へ導く場があったら、すっごく嬉しいなって思っています💕
最後に
小麦の話を通して、
ほんとうは「腸」「脳」「心」とのつながりを見つめなおすことができる。
その体の声を、大事にする文化へ──
そんな未来に、一緒に向かっていけたらいいな🍀