🌗反転の向こう側―☯️陰陽のポチ点と本当の調和
陰陽のポチ点ってなんなんだろう?とずっと思っていました。
先日、ふと浮かんできたことがあります。
闇の中にこそ「光」があるからだ!ということです。
そして陽極まって陰に転ずる。
陰極まって陽に転ずる。
🌀 極限は、反転の入り口
たとえば、
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幸せの絶頂にいる人が、ふとしたことで深い孤独に落ちたり、
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限界まで働いた人が、何もできない無力感に包まれたり、
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平和を追求しすぎた先に、かえって抑圧や爆発が起きたり。
極限を突き詰めると、その裏側が表に出てくる。
これはまるで、陰が深まると陽に転じ、陽が極まると陰に転ずるような、「転」の法則。
💭 思っても見なかった反転
たしかに「こんなつもりじゃなかったのに」という形で、
人生の反転はやってくることがある。
けれど、それは潜在意識が本当は望んでいた変化なのかもしれない。
「もう限界…」と感じるところまで突き進むことでしか、
自分では気づけなかった方向転換の力が動き出す。
まるで「陰が深まったからこそ、光に向かう決意が生まれる」ように。
🧭 求めていた反転?
「それを潜在的に求めていたかもしれない」
自我(顕在意識)は「望んでない」と言っていても、魂や無意識は、
「変容したい」「反転のエネルギーを体験したい」と願っていたのかもしれない。
🌗 陰陽の中の意志
だからこそ、陰と陽はただの対立じゃなくて、進化のための対話。
反転は恐れるものではなく、新しい地平へのドアになる。
🌀極めた先に起きた「反転」
私はかつて、とても健康で、体力もあり、ヨガで心身のバランスも取れていました。
悩みも少なく、「こうすれば大丈夫」「整えておけば崩れない」と、
どこかで安心していたように思います。
でもコロナ禍という、社会全体が不安定になった時期に、
思ってもみなかった形で自分が崩れました。
正直、2021年からワクチン接種が始まって、私の中ではもう戻れない世の中に変わってしまったのです。
自分にはどうにもできない事態で、頭痛で何も考えられなくなり、帰宅したら寝込んでいる毎日でした。
これまでの知識や経験ではどうにもできず(どうにかできたはずだけど、できないと思い込んでいたかもしれない)。
けれど今振り返ると、
それは「反転」ではなく、「進化」の始まりだったのかもしれません。
☯ポチ点が教えてくれること
陰陽のマークにあるあの“ポチ点”――
陽の中にある黒点。陰の中にある白点。
あれは、まさに私が体験したことそのものでした。
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健康を極めた先に、不健康。
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人間関係を「対立しないように」と整えていた先に、形だけの調和。
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でもその崩れの中に、「本当の調和」が芽生え始めた。
🤲「まあいいか」のやさしさ
そこから、私はやっと気づきました。
「本当の調和」は、自分の素を見せても平気な関係。
相手の弱さや矛盾を見ても、「まあいいか、私もそういうとこあるよな」と思える余白。
それは、正しさや無理のない距離感ではなく、
人と人が等身大で出会うこと。
そして今、昨日の下肢でしっかりと地に足をつけたからこそ、
この「まあいいか」が、自分の中でストンと腑に落ちたのです。
🌱反転は、根を張ることだった
不調も、対立も、崩れも、
すべては「本当の自分と出会うためのプロセス」だったのだと思います。
いま私は、完璧さよりも、「ゆらぎ」や「曖昧さ」に救われている。
それを知るには、一度“極めてしまう”必要があったのかもしれません🌿