「扱いにくい性格」の正体は、小麦やチーズのせいかもしれない。〜14年かけて分かったグルテン・カゼイン過敏症のリアル〜

「なんだか怒りっぽい」 「集中力がなくて、よく物をなくす・忘れる」 「気分が急に激しく落ち込む」

あなたの周りやご家族に、あるいはご自身に、そんな「扱いにくさ」や不調を感じる人はいませんか?

実はその原因、性格やメンタルの弱さではなく、毎日食べている**「特定の食べ物(グルテンやカゼイン)」に対する不耐性や過敏症**かもしれません。

1. 日本人には少ない?「セリアック病」と「過敏症」の違い

よく医師から「日本人でセリアック病(小腸の絨毛突起が完全に破壊されてツルツルになる自己免疫疾患)の人はめったにいない」と言われます。確かに、そこまでの激症になる人はごく稀です。

しかし、「死ぬほどの劇的な症状」ではないからこそ、見過ごされている人たちが大勢います。

セリアック病ほどではなくても、グルテン(小麦)やカゼイン(乳製品)によって腸がダメージを受けると、以下のような日常に大きな負担をかける症状となって表れます。

  • 精神・行動の症状: 多動、不注意、易怒性(怒りっぽさ)、衝動性、気分の急激な落ち込み
  • 身体・栄養の症状: 慢性的な鉄欠乏性貧血、ビタミン・ミネラル・タンパク質の吸収阻害

「原因不明の鉄欠乏貧血」と言われている人の背景にも、実はグルテンやカゼインによる腸の吸収障害が隠れていることが少なくありません。

2. 私の身体に起きた「グルテン・カゼイン」の生化学的バグ

「不耐性や過敏症」による不調は、一見するとただの**「気分のムラ」や「不注意なうっかり」**にしか見えません。だからこそ恐ろしいのです。

私の場合、身体に入ったときの症状はこんな風に現れていました。

🧀 カゼイン(チーズなど)を食べた翌日

  • ソワソワして、とても不注意になる。
  • 物を落としてなくす、忘れ物をする。
  • 仕事に集中できず、気がつくとボーッとしている。

🌾 グルテン(小麦など)を食べたとき

  • グルテンフリーを始めた初期〜3年目: 間違えて食べるとイライラが限界突破して「怒りマックス」になったり、悲しくて号泣する。
  • 麦茶をたった一口飲んだだけで: 気分が激しく落ち込み、「消えてしまいたい」と思うほど辛くなる。
  • 脳のフリーズ(高次の不注意): 電車に乗る際、違うホームにいて階段を上り下りして移動したのに、また違うホームにいた。しかもその短い移動の間にSuicaカードを落とし、自分自身の状態に呆然としたこともあります。
  • 10年を超えた頃の変化: イライラや落ち込みは減ったものの、代わりに「低血糖」が発生。とにかく寒くて寒くて仕事に集中できず、何も手につかなくなる。

小西医師をはじめ、「小麦の不調の犯人はグルテンではなくフルクタン(糖質)だ」という説を唱える方もおられます。もちろんそういうタイプの方もいるでしょう。

ですが、私自身はほぼグルテン100%である「お麩」を食べただけで上記のような強い反応が起きること、そしてグルテン分解酵素サプリ(グルテンダイジェスト)が明確に効くことから、自分は紛れもなく「グルテン不耐性・過敏症」であると確信しています。

3. そして14年が経ち、ついに起きた奇跡

死ぬほどの急激なアレルギー症状ではないからこそ、ただの「性格の難しさ」や「メンタルの不調」として処理されてしまいがちな食品不耐性・過敏症。

長年、この不調と向き合い、工夫を重ねてきた私ですが……

なんと14年が経った今、長年苦しんできたグルテン不耐性・過敏症が、ようやくなくなってきたのです。

麦茶一口で電車もまともに乗れなくなるほど脳と腸がバグっていた私が、なぜここまで克服できたのか?

明日、その具体的な「理由」とおこなってきた取り組みをお伝えしますね。

 

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